2014年7月18日発表
横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:西島 剛志)は、主力製品である統合生産制御システムCENTUM® VP(センタム・ブイピー)の機能を強化した「CENTUM VP R5.04」を本日、発売しますのでお知らせします。
当社は、制御事業のビジョン“VigilantPlant®(ビジラントプラント)=理想の工場”のもと、このビジョンの中核であるCENTUM VPの継続的な機能強化に努めています。今回は、安全な操業を支援するアラーム機能や、中期経営計画「Evolution 2015」で掲げた注力業種の一つである機能性化学などの分野で求められるバッチ機能を強化しました。
CENTUM VP
石油・天然ガス、石油化学、化学、電力、紙パルプ、薬品、食品、鉄鋼、上下水道などのプロセス産業分野の製造会社
プラントの運転監視と自動制御
YOKOGAWAは、CENTUMをプラットフォームとして、生産制御システム全体の継続的機能向上を図っています。現在は、安全で生産性の高いプラント操業を実現する「「超」直観オペレーション」、計装設備全体を効率的にエンジニアリングできる「計装まるごとエンジニアリング」、最小のコストでプラント全体の操業を最適化する「インテリジェント・プラント・コンダクタ」、ライフサイクルで高い効率を維持する「サステイナブル・プラント」の4つのコンセプトを掲げ、次世代の「CENTUM VP」の開発を進めています。
今後も、お客様の「理想の工場」の実現のための製品、ソリューションの開発、提供に努めてまいります。
◆VigilantPlantとは:
YOKOGAWAが考えるお客様にとっての理想の工場(VigilantPlant)は、プラント操業に関わる全ての人々に必要な情報が行き渡り、外部環境の変化にも俊敏に対応でき、生産活動が滞ることなく回りつづけ、設備も人も将来に向けて着実に進化を続けていくことができる、操業の全体最適を実現しているプラントです。
YOKOGAWAは、"VigilantPlant"ビジョンのもと"安全の確保"、"設備の最大活用"、"生産の改革"、"ライフサイクルの最適化"の4つの切り口で、理想の操業を実現するソリューションを提供しています。
以上
横河電機は、独自のデジタル制御技術と経験、ノウハウの粋を集めた世界最初の分散型制御システム(DCS)である「CENTUM(センタム)」を1975年に発売開始しました。発売以来、世界100カ国以上、累計27,000システムが採用されています。