ウルグアイ初のコンバインドサイクル発電所向け制御システムを受注

2014年2月13日発表

 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:西島 剛志)の子会社である韓国横河電機(本社:韓国 ソウル 社長:吉田 真一)は、ウルグアイの国営電力公社(UTE)※1が建設するプンタ・デル・ティグレ複合火力発電所向け制御システムを、韓国の大手エンジニアリング会社である現代建設から受注しましたのでお知らせします。この発電所は、ウルグアイで初めてのコンバインドサイクル方式※2の発電所です。

 ウルグアイの発電は水力発電に大きく依存していますが、天候の影響により水力発電で安定した発電量を確保できない場合もあるため、隣国からの電力輸入も行っています。このたびのプロジェクトは、国内の発電能力を拡大するため、既存のプンタ・デル・ティグレ火力発電所の隣に高効率の発電が可能なコンバインドサイクル方式の発電所を建設するものです。発電容量は52万キロワットで、完成した際にはウルグアイ最大の火力発電所となります。稼働は2015年6月の予定です。

 YOKOGAWAはこの発電所に、ガスタービン、排熱回収ボイラ、蒸気タービンを統括して発電所全体の監視・制御を行う統合生産制御システム「CENTUM® VP(センタム ブイピー)」、プラント情報管理システム「Exaquantum™」(エグザカンタム)、差圧・圧力伝送器「DPharp EJA/EJX」(ディーピーハープ イージェーエー/イージェーエックス)を納入し、エンジニアリング、機器据付、試運転を行います。また、オペレータトレーニングも担当します。ウルグアイにとって極めて重要な発電所の制御システムを受注できた要因としては、コンバインドサイクル発電所をはじめとする電力分野におけるYOKOGAWAの実績、長年にわたり築いてきた現代建設との信頼関係、南米での充実したサポート体制が挙げられます。ウルグアイでの発電所向けの受注はYOKOGAWAとしてはこれが初めてです。

 コンバインドサイクル発電は、ガスタービン、蒸気タービン単独の発電に比べ発電効率が高く温室効果ガスの排出も少ない発電方式として注目されています。加えて、石炭火力発電所のような大規模な設備が不要で短期間かつ低コストでの建設が可能なことから、天然ガスの供給が可能な地域においてはコンバインドサイクル発電所の建設が多く予定されています。YOKOGAWAは今回の受注を機に、コンバインドサイクル発電所をはじめとする電力プラント向け制御事業のさらなる拡大を目指します。

※1 UTE :
La Administracion Nacional de Usinas y Trasmisiones Electricasの略。ウルグアイ全土の発電、送電、配電を担う国営電力公社。

※2 コンバインドサイクル発電 :
ガスタービン発電と蒸気タービン発電を組み合わせた複合発電方式。ガスタービン発電の排熱で蒸気を発生させ、蒸気タービンを回して発電する。

以上

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