インドネシア バリ島の浄水場向け制御システムを受注

2013年7月12日発表

 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:西島 剛志)の子会社であるヨコガワ・インドネシア(本社:ジャカルタ、社長:宮本 俊成)は、PT Waskita Karya (Persero) Tbk※1(ワスキタ カルヤ)から、インドネシア地方給水事業公社(PDAM)※2がバリ島南部サヌール村に新設するペタヌ浄水場向け制御システムを受注しましたのでお知らせします。

 ペタヌ浄水場は、日量約2万5,920立方メートルの最大処理能力をもち、デンパサール市、ギャニャール県、バドゥン県の各地区に上水を供給します。稼働は2013年9月に予定されています。
 世界第4位の人口を抱えるインドネシアでは、都市部の人口増加、観光産業開発に伴い、インフラ整備を急ピッチで行っています。今回の浄水場建設は、水不足を解消し上水の安定供給を目指すうえで重要なプロジェクトです。

 YOKOGAWAが納入する主な製品は、浄水場の水処理設備を統合監視・制御するSCADA※3 ソフトウエア「FAST/TOOLS(ファスト/ツールズ)」、ネットワークベース生産システム「STARDOM™ (スターダム)」、および電磁流量計「ADMAG(アドマグ)シリーズ」や各種分析計などのフィールド機器です。このプロジェクトのエンジニアリング、機器納入・据付、スタートアップを含むプロジェクトの遂行は、ヨコガワ・インドネシアが行います。

 本プロジェクト受注にあたっては、フィールド機器から制御システムまでお客様の幅広い要望にこたえるトータルソリューション提案力、現地のエンジニアリング能力、サービス体制、製品の品質が高く評価されました。

 新興国を中心とした経済成長や人口増加の影響で水の需要は年々増加しており、世界各地で水不足が深刻な問題となっています。これに伴い、世界の水ビジネス市場は拡大しており、経済産業省の「水ビジネス国際展開研究会報告書(2010年4月発行)」によると2007年の36兆円から2025年には87兆円規模への拡大が見込まれています。当社は、今回の受注を弾みに、日本の上下水道分野での豊富な実績とノウハウを生かして、インドネシアを含む東南アジアをはじめ新興国の水ビジネス市場における制御事業の拡大を目指します。

※1: PT Waskita Karya (Persero) Tbk
1961年設立のインドネシア有数の電力、上下水道などのインフラをてがける建設会社

※2: インドネシア地方給水事業公社 (Perusahaan Daerah Air Minum: PDAM)
地方自治体が100%出資する水事業を担う公営公社

※3: SCADA (Supervisory Control And Data Acquisition)
生産プロセスの監視、制御を行うソフトウエア

以上

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