横河電機とMcAfeeがパートナーシップ契約を締結 制御システム向け高付加価値ITセキュリティソリューションを提供

2013年1月29日発表

 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市、社長:海堀周造)とMcAfee, Inc.(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ 共同社長:Michael DeCesare、Todd Gebhart、以下マカフィー)は、工業用制御システム向けに包括的かつ高付加価値のITセキュリティソリューションを提供することを目的として、パートナーシップ契約を締結しましたのでお知らせします。
 横河電機は工業用制御システムについて長年にわたる豊富な実績があり、マカフィーはサイバーセキュリティについて高度な技術を有しています。このたびのパートナーシップ契約により、両社は、工業用制御システムにとって緊急の課題となっているサイバーセキュリティ対策に取り組んでいきます。両社がもつIT及びネットワーク技術を統合し、それぞれのビジネスに特有のシステムの違いを超えて、工業用制御システムに最適なセキュリティソリューションを提供します。

工業用制御システムにおけるITセキュリティ強化の重要性

 ハッカー行為、サイバー攻撃などのサイバー犯罪は世界的に急増しており、その手口もより巧妙になっています。政府、大企業から家庭のITユーザーまで、誰もがさまざまなサイバー脅威に直面しています。最近では、生産を妨害したり情報を流出させたりするマルウエアにより、産業用のシステムが攻撃される事態が起きています。
 昨今のサイバー上の脅威により、工業用制御システムのユーザーとサプライヤーの双方が、人命や環境に与える影響の甚大さを考え、マルウエアやウイルスの侵入への警戒を強化しなければならなくなっています。

 工業用制御システムは、コスト削減、生産性の向上、高度制御システムや生産管理システムなどプラント内の別のシステムとの相互運用性の確保などを実現するために、高度な情報技術を活用しています。しかし、この情報技術の活用が、悪意の有無にかかわらずプラントの内外からマルウエアなどが制御システムに侵入する可能性を高めています。とくに、石油、ガス、電気、水道、化学などの社会インフラや基幹産業では、連携が図られている企業情報システムと制御システムの全体に対して、包括的なセキュリティ対策を施す必要があります。

パートナーシップの概要と今後の取り組み

 工業用制御システムは、一般的に、企業情報システムよりも3~5倍長く使用されます。情報技術とサイバー脅威が常に変化し続ける環境において、制御システムサプライヤーはライフサイクルにわたりセキュリティ対策を提供し続ける必要があります。

 YOKOGAWAはセキュリティレベルの高い機器やシステムの開発、提供、さらにはその運用のサポートに至るまで、お客様の制御システムに対し最適なセキュリティソリューションを提供しお客様を積極的に支援しています。
 また、マカフィーは、変化するサイバー脅威に対応し、攻撃から防御すると同時に攻撃の影響を限定的にし、かつ素早い回復を可能にするセキュリティソリューションを提供しています。またユーザーに対して必要な情報をタイムリーに提供し、統合プラットフォームにおけるリアルタイム監視と集中管理を可能にします。

 このたびのパートナーシップ契約の締結により、プラントのセキュリティに関するYOKOGAWAの技術やノウハウと、マカフィーの技術とを融合させ、プラントのライフサイクルにわたってYOKOGAWA 製品のセキュリティ強化とセキュリティ・ソリューション・サービスの充実を図ります。既存の製品やサービスを統合するのみにとどまらず、アンチウイルスソフトとの連携を強化した制御システムを提供するなど、新しいセキュリティソリューションを共同開発していきます。

※ マルウエア:
不正または有害な動作を行う意図で作成されたソフトウエアやコード

以上

McAfee Inc.の概要

 McAfee Inc.はIntel Corporation(NASDAQ:INTC)が100 %出資する子会社で、企業をはじめ官公庁や自治体、個人のお客様に、インターネットのセキュリティを提供しています。世界各国のシステム、ネットワーク、モバイル機器に対し、先進的で実績のあるセキュリティ・ソリューション・サービスを提供しています。

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