韓国初の石炭ガス化複合発電所向け制御システムを受注

2012年9月10日発表

 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:海堀 周造)の子会社である韓国横河電機(本社:韓国 ソウル 社長:吉田 真一)は韓国西部発電(Korea Western Power)が建設する石炭ガス化複合発電(Integrated coal Gasification Combined Cycle:IGCC)の実証プラント向けの制御システムを、韓国の斗山重工業から受注しました。この発電所は韓国で初めてのIGCCプラントで、韓国西部の忠清南道泰安郡(チュンチョンナムド テアングン)に建設されます。

 泰安石炭ガス化複合発電プラントは総出力30万キロワットで、2015年12月に実証運転を開始し、その後商業運転に移行する予定です。今回当社が受注したのは、IGCCプラントの中核設備である石炭ガス化プラントを制御する統合生産制御システム「CENTUM® VP」(センタム ブイピー)と、非常時に緊急遮断システムとして使用される安全計装システム「ProSafe®-RS」(プロセーフ アールエス)で、2013年12月に出荷予定です。

 IGCCは世界各国で次世代の発電方式として期待されています。IGCCは石炭を高温、高圧でガス化し、このガスを燃料としてガスタービンを回し発電します。さらにガスタービンの高温の排ガスをボイラーに導いて蒸気を発生させ、蒸気タービンを回すというコンバインドサイクル発電であり、従来型石炭火力に比べて発電効率の高いシステムです。

 韓国で初のIGCCプラントへの採用が決定したのは、当社の信頼性の高い制御システムと韓国横河電機の高いエンジニアリング能力が認められたことによるものです。韓国横河電機は1978年に設立し、以来30年以上にわたってお客様に高信頼のソリューションを提供し、現在、韓国で制御システムとセンサのトップメーカの1社です。2008年には電力プラントの専任組織を設置し、電力市場での積極的な受注活動を展開してきました。今回の受注を弾みに、発電効率の向上や温室効果ガス削減に向けて技術革新に取り組む電力市場のお客様に今後も最適なソリューションを提供することでビジネスを拡大していきます。

以上

※ 韓国西部発電(Korea Western Power Co., Ltd.,)
韓国電力公社(Korea Electric Power Corporation: KEPCO)の子会社

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