インドの大型火力発電所向け制御システムを一括受注

2012年6月25日発表

 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:海堀 周造)の子会社であるヨコガワ・インディア(本社:インド バンガロール 社長:村田 努)は、インド中央部マディヤプラデッシュ州ニグリに建設されるジェイピーニグリ超臨界圧石炭火力発電所※1向けの制御システムを、同国のジェイプラカッシュ電力会社(JPVL)※2から受注しました。インド向け超臨界圧石炭火力発電所の制御システムの受注としては今回で3件目、累計で7システムとなります。

 ジェイピーニグリ超臨界圧石炭火力発電所は、総出力132万キロワット(66万キロワットの発電ユニット2基)の発電所で、第1ユニットの操業開始は2013年4月を予定しています。

 今回の受注で当社は、ボイラの制御及びタービンの付帯設備の制御を行う統合生産制御システム「CENTUM®VP(センタム ブイピー)」を納入します。また、水・蒸気の分析システムや煙道ガス分析計も納入し、それらと生産制御システムの連携を図ります。これらに加え、発電所のライフサイクルにわたる効率的な運営を支援するために、プラント診断・最適化システムに至る総合的なソリューションを提供します。エンジニアリング、機器据付、試運転を含むプロジェクト全体の遂行はすべてヨコガワ・インディアが行います。

 このプロジェクトを受注できた主な要因としては、当社制御システムの信頼性、ヨコガワ・インディアの高いエンジニアリング能力とプロジェクト遂行能力、およびインドにおける発電設備向け制御システムの25年にわたる豊富な実績がユーザから高く評価され、信頼を得たことなどがあげられます。

 インドでは、急速な経済発展に電力供給が追い付かない状況が発生しています。インド政府の総合エネルギー政策では、電力の安定供給に向けて今後も大型石炭火力発電所の建設や老朽化した発電所の改修プロジェクトが多数計画されています。電力市場の拡大が続くインドに対し、当社は電力プラント向け制御システムの受注活動を強化していきます。

以上

※1 超臨界圧石炭火力発電
ボイラから蒸気タービンへ送られる水蒸気を、水の臨界圧を超える高温・高圧まで上げることによって、より少ない熱消費量で効率的に発電を行うことができる発電技術。温室効果ガスの排出量も削減できる。

※2 ジェイプラカッシュ電力会社(JPVL:Jaiprakash Power Ventures Ltd.)
インドの社会インフラ整備で幅広い事業を展開するコングロマリットJPグループ傘下の民間電力会社。

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