船舶用制御装置の国際規格ISO17894認証を取得

2012年3月27日発表

 横河電機(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:海堀 周造)は、世界有数の認証機関であるLloyd's Register(ロイド レジスター)からLNG船などの船舶や洋上浮体式設備向け制御装置の国際規格であるISO17894の認証を取得しましたので、お知らせします。今回認証を取得した製品は、当社の基幹製品である統合生産制御システム「CENTUM® VP(センタム ブイピー)」、「CENTUM® CS 3000(センタム シーエス 3000)」と安全計装システム「ProSafe®-RS(プロセーフ アールエス)」です。

 石油・天然ガスを扱う船舶・洋上浮体式設備の分野では、環境保全、安全意識の高まりから搭載する制御装置の高信頼性、高品質を追求して、ベンダーに対しISO17894認証取得を発注の条件にすることが増えています。当社は、この分野では累計で世界のLNG船47隻の制御システムを受注するなど着実に実績を積み上げています。今回の認証取得を契機に、世界の旺盛なエネルギー需要を背景に投資の拡大が見込まれるLNG船や浮体式生産・貯蔵・積出設備(FPSO)など洋上浮体式設備向け制御システムビジネスを加速させます。

ISO17894とは

 船舶のライフサイクル(企画段階から、設計、造船、試運転、商用運用、改造および廃棄)を通して、コンピュータ技術を利用した制御装置に必要な基本原則を定義した規格です。製品仕様に加え、製品開発、営業、エンジニアリング、アフターサービスにいたる一連の品質管理体制も審査対象項目です。今回ISO17894を取得したことで、製品の信頼性に加え当社の品質管理体制も整備されていると客観的に評価されました。

当社製品の船級規格取得状況

今回認証を取得した統合生産制御システム「CENTUM VP」、「CENTUM CS 3000」と安全計装システム「ProSafe-RS」は、アメリカのAmerican Bureau of Shipping(ABS:アメリカン ビューロー オブ シッピング)、フランスのBureau Veritas(BV:ビューロー ベリタス)、イギリスのLloyd's Register(ロイド レジスター)、ノルウェーのDet Norske Veritas(DNV:デット ノルスケ ベリタス)から船級機器として型式認証を取得しています。ソフトウエアもLloyd's Registerから型式認証(Software Conformity Assessment Certificate)を取得しています。これらの船級規格は、海上特有の設置・動作環境でも機器やソフトウエアが正常に稼働するために必要な性能・条件を規定したものです。

以上

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