2010年12月6日発表
横河メータ&インスツルメンツ株式会社(本社:東京都立川市 社長:西島 剛志)は、電流センサの新ラインアップCT1000(1000アンペアモデル)、CT200(200アンペアモデル)、CT60(60アンペアモデル)の3機種を12月7日から販売開始しますのでお知らせします。
この電流センサは、交流および直流電流の測定に対応し、1000アンペアの大電流の高精度測定や50アンペア程度の小電流の非接触測定などに使用されます。これまで販売している751574(600アンペアモデル)も含め、当社の電流センサのラインアップが4機種に充実します。
左:CT60 、中央:CT200、右:CT1000
省エネルギーの取り組みを背景に、EV(電気自動車)やPHV(プラグインハイブリッド車)の開発時の大電流測定、太陽光発電等に使用される電力変換装置の変換効率の測定、小電流の非接触測定などが求められています。
今回、異なる電流測定レンジを持つ電流センサを新たにラインアップしたので、お客様は大電流から小電流まで、非接触で高精度に測定できるようになります。
CT1000 | CT200 | CT60 | |
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直流確度 | ゲイン確度 0.05% オフセット確度 30μA |
ゲイン確度 0.05% オフセット確度 30μA |
ゲイン確度 0.05% オフセット確度 30μA |
交流(50/60Hz)確度 | ゲイン確度 0.05% オフセット確度 30μA |
ゲイン確度 0.05% オフセット確度 30μA |
ゲイン確度 0.05% オフセット確度 30μA |
測定帯域 | 0Hz(直流)~300kHz | 0Hz(直流)~500kHz | 0Hz(直流)~800kHz |
※ゲイン確度とは、入力電流に対して出力される電流値の確度のこと。オフセット確度とは、0アンペア入力時に出力され得る電流値のこと。
自動車メーカのEV/PHV、太陽光発電等の電力変換装置などの開発、評価部門
EV/PHV開発における性能評価、省エネ設備機器などの消費電力測定
以上