調節計「UTAdvanced」シリーズのラインアップを拡充 プログラム調節計「UP55A」「UP35A」、ディジタル指示警報計「UM33A」発売

2010年8月26日発表

 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:海堀 周造)は、調節計「UTAdvanced®(ユーティーアドバンスト)」シリーズの新ラインアップ、プログラム調節計「UP55A」「UP35A」、ディジタル指示警報計「UM33A」の3機種を、8月26日から発売しますのでお知らせします。
 3機種の追加でUTAdvancedシリーズのラインアップが出揃い、お客様の選択肢が広がって、個々のアプリケーションに適した調節計の選択が可能になります。

UTAdvancedシリーズ
UTAdvancedシリーズ
UP55A(左から3番目)、UP35A(左から4番目)、UM33A(右端)

開発の背景

 調節計は、工業炉や半導体製造装置など単体で使用する比較的小規模な各種装置に組み込み、温度、圧力、流量や設備の運転状況などのさまざまなデータを測定、表示し、動作を制御する機器です。
 当社は、2009年に調節計の新たなシリーズとしてUTAdvancedを開発し、定値制御(あらかじめ設定された目標値を維持する制御)を行う指示調節計を販売してきました。さらに多くのアプリケーションに対応するには、ラインアップの拡充が必要です。
 そこで今回、プログラムパターン制御(時間の経過に応じてあらかじめ設定されたパターンに従った制御)を行うプログラム調節計「UP55A」「UP35A」と、入力信号が一定の値になると警報信号を出力・表示するディジタル指示警報計「UM33A」を追加することにしました。

製品の特長

  1. プログラム調節計「UP55A」「UP35A」
    • 産業用通信プロトコルPROFIBUS-DP、CC-Linkに対応しました。調節計はPLC(プログラマブル・コントローラ)と一緒に装置に組み込むことが多いため、多種類の通信プロトコルに対応することで接続できるPLCの種類が増えます。お客様にとって選択肢が広がることで、最適なマルチベンダシステムの構築が可能になります。
    • プログラムパターンをPLCから設定したいというお客様のご要望に対応し、PLCからの通信経由で設定したプログラムパターンデータの設定処理を高速化しました。
  2. ディジタル指示警報計「UM33A」
    • 警報出力点数と画面表示点数を従来製品比2倍の8点ずつにしました。
    • 専用のソフトウエアを用いることで、前面のキーで機器ごとにパラメータを入力しなくても簡単に警報設定値などの数値を設定できます。

主な市場

電機、機械、化学、食品、半導体、自動車など多様な産業での機械設備や、空調、動力など工場の設備を設計、製造する会社および保守部門

用途

研究開発、製造工程(熱処理、洗浄、滅菌など)における温度、圧力、流量などの測定、表示、制御

UTAdvancedについて

 UTAdvancedシリーズは、プログラミング言語としてエンジニアの認知度が高いラダー言語によるシーケンス制御機能を標準搭載した調節計です。設計効率向上とリレーなどの周辺機器の機能取り込みによるコストダウンに貢献し、発売以来お客様の好評を得ています。産業用通信プロトコルPROFIBUS -DP、CC-Linkに対応しオープンなシステムを構築します。2009年に発売したディジタル指示調節計UT55A、UT52A、UT35A、UT32Aと、今回開発したプログラム調節計「UP55A」「UP35A」、ディジタル指示警報計「UM33A」の市場投入でUTAdvancedシリーズの全ラインアップが出揃いました。

以上

※ PROFIBUS-DP、CC-Link
フィールド機器レベルで普及している通信プロトコルの標準規格(PROFIBUS-DP はPROFIBUS User Organization、CC-LinkはCC-Link協会の登録商標)

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