ネットワークベース生産システム「STARDOM」機能強化版発売

2010年6月2日発表

 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:海堀 周造)は、ネットワークベース生産システム「STARDOM™ (スターダム)」の機能強化版を開発、6月3日に発売しますのでお知らせします。
 今回の機能強化では、エンジニアリングツールに新機能を追加してエンジニアリング効率を向上させると同時にSTARDOMと接続できる他社製PLC(プログラマブルコントローラ)の種類を増やしてオープン性を高めました。

STARDOM™
STARDOM™

開発の背景

 STARDOMは、生産設備の制御に限らず、無人施設の管理やビル設備の制御など幅広い分野で 監視・制御システムとして活用することができるネットワークベースの生産システムです。
 近年は、市場の多様化、生産拠点のグローバル化から、生産設備を迅速に立ち上げたり、柔軟に変更させることが求められています。そのため、アプリケーションに合わせたプログラム開発や制御プログラムを変更するエンジニアリング作業を効率化したいというユーザのニーズがこれまで以上に高まっています。
 そこで今回、STARDOMの監視・制御に関するさまざまな動作や機能のプログラムを部品(ファンクション・ブロック)化したエンジニアリングツールの機能を強化し、操作性を改善しました。また、STARDOMと接続できるPLCの種類を増やしてオープン性を高めました。今回の機能強化で、最新のユーザニーズに対応した、エンジニアリング効率向上とオープン性の両立を実現します。

製品の特長

  1. エンジニアリングツールの操作性向上
     自律型コントローラFCN/FCJのエンジニアリングツール「ロジックデザイナ」に、ドラッグ&ドロップ機能、ファンクション・ブロックの自動レイアウト機能、カーソルの位置により結線モードに自動で切り替わる機能を追加しました。レイアウトを気にせず、直感的な操作が可能となり、制御プログラムの作成が容易になります。
  2. 三菱電機製PLC「MELSEC」シリーズとの接続機能を強化
     SCADAソフトウエア VDS/ASTMACおよび自律型コントローラFCN/FCJと接続できる三菱電機製PLC「MELSEC Q」シリーズの機種を増やしました。より多くの案件にSTARDOMを導入できるようになります。

STARDOMについて

 「STARDOM」は、制御、操作、監視などの機能別コンポーネントで構成するオープンネットワーク制御システムです。分散型制御システム(DCS)の信頼性とPLC(プログラマブルコントローラ)を使用したPLC計装の汎用性・経済性を両立させたシステムとして高い評価を得ています。STARDOMの中核をなす自律型コントローラは、既存のPLCがもつ制御・監視機能に加え、情報発信機能を付加し、Intelligent RTU(Remote Terminal Unit)として、石油・ガス井戸元をはじめとした分散型アプリケーションに広く導入されています。自律型コントローラ「FCN/FCJ」とSCADAソフトウエア「VDS/ASTMAC」を組み合わせることにより、各種分散型アプリケーションに対して、より柔軟な対応が可能となります。

主な市場

  • 油田・ガス田、上下水道などの広域に分散する設備
  • 石油、化学、鉄鋼、紙・パルプなどの中小規模のプロセス系プラント
  • その他の中小規模の生産設備

用途

 中小規模の生産設備の監視、操作、制御、データ収集、記録保存など

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