トリニダード・トバゴ共和国で複合火力発電所向け制御システムを受注

2009年12月3日発表

 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:海堀 周造)の子会社であるヨコガワ・ドイツ(Yokogawa Deutschland GmbH 本社:ドイツ ラティンゲン 社長:ロルフ マルテン)は、ドイツのマン・フェロスタール・インダストリアル・プロジェクト社※1(以下マン・フェロスタール)とトリニダード・トバゴ共和国の電力供給会社TGU※2から、TGUが新たに建設するラ・ブレ複合火力発電所向け制御システムを受注したことをお知らせします。

 ラ・ブレ複合火力発電所は、トリニダード島南部ラ・ブレに建設される総出力72万キロワットの発電所です。近年、豊富な石油・天然ガス資源を活かして著しい経済成長を遂げているトリニダード・トバゴ国内で最大の発電所となります。操業開始は、2011年7月を予定しています。完成後は、増大する一般電力需要に対応します。

 本発電所を構成する設備は、ガスタービン・排熱回収ボイラそれぞれ6基及びスチームタービン2基とその付帯設備です。当社は、これら設備の制御を行なう統合生産制御システム「CENTUM®(センタム)シリーズ」、プラント操業時の異常を検出しシャットダウンなどの必要な緊急動作を安全に実行する安全計装システム「ProSafe® -RS(プロセーフ アールエス)」、プラント情報管理システム「Exaquantum™(エグザカンタム)」、統合機器管理ソフトウエアパッケージ「PRM®(ピーアールエム)」などの納入及びこれらのエンジニアリング、据付、試運転を行います。

 当社がこの大型プロジェクトを受注できた主な理由は、マン・フェロスタールとTGUから下記の内容を高く評価され、信頼を得たことです。

  1. 複合火力発電所の豊富なプロジェクト実績
  2. 2005年にマン・フェロスタールから受注したベネズエラのテルモズーリア複合火力発電所(総出力50万キロワット)の制御システム納入実績
  3. YOKOGAWAグループの経験・力を結集、お客様に最適のソリューションを提供するプロジェクト遂行姿勢

 世界の発電プラント向け制御システム市場は、昨年秋からの景気後退で成長が鈍化すると見られるものの、新興国の電力需要増大を背景に、今後も長期的な拡大が見込まれています。近年当社は、世界各地で数多くの大型電力プロジェクトを受注しています。今回の受注を弾みにして、世界の電力向け制御システム市場で、2010年度300億円の受注を目指します。

以上

※1 マン・フェロスタール・インダストリアル・プロジェクト社
(MAN Ferrostaal Industrial Projects GmbH)
ドイツ エッセンに本社を置く、電力、鉄鋼等のプラント関連の大手エンジニアリング会社。

※2 TGU(Eisenbau Essen GmbH for Trinidad & Generation Unlimited)
トリニダード・トバゴ共和国の電力供給会社。

トップ