統合生産制御システム「CENTUM VP」の機能を強化「CENTUM VP R4.02」発売

2009年11月2日発表

 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:海堀 周造)は、本日、制御事業の主力機種である統合生産制御システム「CENTUM® VP(センタム ブイピー)」の機能を強化した「CENTUM VP R4.02」を発売しますのでお知らせします。
 今回の機能強化では、情報の視認性と直感的な操作を一段と向上させた他、統合型アラーム管理機能やフィールドバスのエンジニアリング機能の強化、安全計装システム「ProSafe-RS」との連携機能の充実を図りました。当社が提唱する"理想の工場=VigilantPlant(ビジラントプラント)"の基盤となる機能の強化で、お客様のプラント操業の安全性・信頼性・生産性向上の実現に貢献します。

統合生産制御システム「CENTUM® VP」
統合生産制御システム「CENTUM® VP」

開発の背景

 近年、ニーズの多様化を反映して、市場環境は大きくかつ急速に変化しています。この変化に追従するためには、お客様のプラント全体を、市場の変化や機器・設備の変化に合わせて迅速に最適な形に改善できるようにする必要があります。当社は、プラント操業を「安全性」・「信頼性」・「生産性」の視点から捉え、それぞれに該当する製品群、ソリューション群、サービス群を提供することで実現できると考えています。「CENTUM VP」は、これらの基盤となるシステム製品として位置付けています。
 今回は、「生産性」の向上を中心に、ヒューマン・マシンの操作性や統合アラーム管理の強化を行いました。さらに「安全性」向上を実現する安全計装システムProSafe-RSとの連携を強化し、また機器のインテリジェント化で「信頼性」の向上につなげる為に、FOUNDATION ™ fieldbus(ファウンデーションフィールドバス)のエンジニアリング機能強化を行いました。当社は、このような製品の強化を続けることで、"長期的なお客様のビジネスの発展"を支えます。

CENTUM VP R4.02の特長

  1. 統合型アラーム管理機能の強化
    アラーム(警報)事象が発生した場合の監視・通知などの動作を定義するアラーム・エンジニアリングが、制御・操作監視などの動作を定義するエンジニアリング環境の中で行えるようにしました。制御・操作監視などのエンジニアリング情報との連携が可能となり、アラーム・エンジニアリングの作業効率を高めることができます。
  2. 最新の安全計装システムとの連携
    先月末に発売した当社の最新の安全計装システム「ProSafe-RS R2.03.00」と密接な連携を実現しました。生産制御システムと安全計装システムの双方を同じヒューマン・マシン・インタフェース(HMI)の画面上で操作・監視することができ、操業の安全と効率の両立に貢献します。
  3. フィールドバスのエンジニアリング機能を強化
    生産制御システムと現場のセンサや操作端等を結ぶ通信線(フィールドバス)については、デジタル通信方式のFOUNDATION fieldbusの採用が海外を中心に増加しています。「CENTUM VP R4.02」では、FOUNDATION fieldbus対応のセンサや操作端等の条件設定を行う際にデータを自動チェックする機能を追加しました。これによりエンジニアリング品質の向上、現地作業の効率向上、工数削減を実現します。

主な市場

石油・天然ガス、石油化学、化学、鉄鋼、紙パルプ、電力、水処理など各種プロセス産業において生産を行っている会社

用途

プラント、製造装置の運転監視、自動制御

以上

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