高速度カメラの映像と波形データを高精度に同期表示するソフトウエア映像・波形ビューア「XviewerEYE」を発売

2009年6月4日発表

 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:海堀周造)は、高速度カメラ世界大手の株式会社フォトロン※1の高速度カメラで撮影した映像と当社の波形測定器で測定した波形データを同期して表示するソフトウエア、映像・波形ビューア「XviewerEYE(エックスビューアアイ)」を6月5日に発売しますのでお知らせします。
 XviewerEYEは、当社の波形測定器DL750やSL1000などと組み合わせ、自動車の衝突安全試験や車載部品の落下試験など、映像と荷重や変位などの波形データを同期させて観測することが必要な研究、開発、技術設計の効率化に貢献します。

開発の背景

 自動車の衝突安全試験や車載部品の落下試験では、荷重や変位などの波形データと高速度カメラで被計測物の変化の様子を撮影した映像を同期させて観測することで、現象解析、破損や故障の原因究明の効率向上や品質向上が図られています。
 これまでは、荷重や変位などの波形データ収集のために、高速度カメラ専用の波形データ収集装置が用いられていましたが、データ収集周期(サンプルレート)がカメラの撮影速度に比べて遅いため高速度で撮影した映像を十分に活かせていませんでした。一方、専用の収集装置より高速な汎用波形測定器を用いると、映像と同期表示するために専用のプログラムを組む必要があり手間がかかりました。
 当社は、これらの課題を解決するため、高速度カメラで世界大手のフォトロンのカメラで撮影した映像と当社の波形測定器の波形データを高精度に同期して表示するソフトウエアの開発に取り組んできました。

システム構成図
<システム構成図>

製品の特長

  1. 高速度カメラの映像と波形データを高精度に同期表示
    高速度カメラで撮影した映像と波形測定器で測定した荷重や変位などのデータとの微小な時間軸のずれや、映像と波形データのトリガ点の位置修正を自動で行うので、映像と波形データを高精度に同期させることができます。
  2. 見やすい画面
    映像と波形データを最大4画面まで同時に表示できます。また、波形データを映像と同期して拡大表示できます。ユーザが見たいデータを自在に表示することができます。

  3. 波形パラメータ演算機能
    荷重や変位などの測定データをレポートなどに加工するための演算式が28種類あります。そのため表計算ソフトなど他のアプリケーションを立ち上げる必要がありません。

主な市場

自動車、航空機、製鉄、非鉄金属、レーザ加工機、プリンター、部品などのメーカ理工学、医学、生物学、スポーツ科学分野などの大学・研究機関

用途

自動車の衝突安全試験、製品や材料の引張、落下、衝突、振動の試験、爆発現象、燃焼現象の解析

以上

※1 株式会社フォトロン
民生用および産業用電子応用システム(CAD関連ソフトウエア、高速度カメラ、画像処理システムなど)のメーカ。本社は東京都千代田区。代表取締役社長 塚田眞人。

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