統合機器管理ソフトウエアパッケージ「PRM R3.02」機能強化版 発売のお知らせ ~フィールドバスの異常をオンラインで検出~

2008年4月3日発表

 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:海堀 周造)は、統合機器管理ソフトウエアパッケージ「PRM™ R3.02」機能強化版を4月11日に発売しますのでお知らせします。
 今回の「PRM R3.02」の機能強化では、ペッパールアンドフックス社(※1)のFieldConnex®(フィールドコネックス)シリーズ「フィールドバス物理層診断モジュール(Advanced Diagnostics Module 以下ADM)」のインタフェース機能を追加したことで、プラント設備の機器や装置に加えフィールド機器を結ぶバスにおける異常やその兆候をオンラインで検出できるようになりました。

開発の背景

 プラント設備の保全業務において、機器や装置ではなくフィールド機器を結ぶバスの異常が想定される場合は、保全員がオシロスコープなどの測定器を使い現地で個別に測定していました。そのため、プラント全体の機器や装置に加えてバスの情報も取り込み、情報を一元化して保全効率を向上させたいというユーザのニーズがありました。
 当社はこのニーズに対応するため、FOUNDATION™ フィールドバス-H1(※2)に対応したネットワークの通信状態を診断するペッパールアンドフックス社のADMを診断ツールとして採用し、ADMが行った診断情報を当社の統合機器管理ソフトウエアパッケージ「PRM」に取り込むインタフェースの開発に取り組んできました。

特長

  1. オンライン診断対象が拡大
    ADMが測定したネットワークの診断情報をPRMに取り込んで確認でき、また当社の統合生産制御システム「CENTUM®VP」,「CENTUM® CS3000 R3」のオペレータステーション(操作卓)上で表示させることができます。
    これにより、PRMのオンライン監視の対象範囲が、機器や装置に加え、FOUNDATION™ フィールドバス-H1に対応したネットワークの通信状態にまで広がります。

「PRM(Plant Resource Manager)」について

プラントで使用されている大量の機器・装置の情報を集中管理するソフトウエアパッケージです。PRMを使うことによりネットワークを介して機器・装置の異常やその兆候をオンラインで診断して検出することができます。また、PRMは個別機器の台帳、メンテナンス履歴などの情報をデータベースで一元管理し、保全員に対してプラントを構成する機器・装置の保全情報を一括して提供します。

主な市場

石油、石油化学、化学、鉄鋼、紙パルプ、食品、薬品などプロセス製造業全般

用途

プラントの保全業務

以上

※1 ペッパールアンドフックス社について(Pepperl+Fuchs GmbH)
ドイツの制御機器メーカー。約30カ国に拠点があり世界全体での従業員数は4000人。2007年の総売上高は5億米ドル。

※2 FOUNDATION™ フィールドバス-H1について
フィールド機器用デジタル通信の標準規格であるFOUNDATION™ フィールドバスのうち、低速のネットワーク部分の規格。

詳細は、こちら

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