高電圧フローティング測定に最適な差動プローブ「701926」を発売

2008年3月17日発表

 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:海堀 周造)は、オシロスコープなどの波形測定器用プローブとして、高電圧差動プローブ「701926」を本日発売しますのでお知らせします。
「701926」は、高耐電圧と高速測定を両立させた差動プローブで、大電力用インバータ、高輝度放電ランプ(HID)など高電圧のフローティング測定(※)に最適です。

※フローティング測定: 双方ともグランド(アース)でない任意の2点間の電圧差を測定すること。

701926クリップ付き

開発の背景

 プローブは、電気回路の電圧・電流を測る際に測定対象から波形測定器まで信号を正しく伝達しなければなりません。高電圧の回路を測定するためには、プローブの耐電圧性能を高める必要があります。しかし、一般的に耐電圧性能を高めた場合、十分な高周波特性が確保できなくなり、高周波・高速の現象を捉えることができません。高電圧フローティング回路の動作直後の電圧変化やノイズなどわずかな時間の現象を捉えるためには、耐電圧性能と高速測定性能を両立できる差動プローブが必要とされていました。

特長

  1. 業界最高の耐電圧性能
    差動入力および同相入力電圧範囲は、±5000Vrms/7000Vp-p(※)です。当社はこれまで、±500Vrms、±700Vrms、±1400Vrmsの3種類のプローブを販売してきました。
     同等の測定周波数帯域のプローブとしては、業界最高レベルの耐電圧性能を実現しました。
       ※Vrms: (Volt root mean square) 交流電圧の実効値を表す単位。
       ※Vp-p:(Volt peak to peak)  交流電圧の波形の最高値(山)と最低値(谷)の差
  2. 高速な現象も正確に捉える測定周波数帯域
     測定周波数帯域はDC~50MHzで、高速現象、例えば大電圧高速スイッチングデバイスの動作など10ナノ秒単位の現象を捉えることができます。
  3. 高入力インピーダンスで正確な測定を実現
     入力インピーダンスは50MΩと高く、測定対象の電気回路への影響は最小限です。

主な市場

照明機器メーカ、半導体メーカ、電源メーカなど

用途

  • HIDなどの高輝度放電ランプの性能評価
  • 大電力用インバータやスイッチング電源等に使用する大電圧デバイスの開発における過渡特性やノイズ等の性能評価

以上

詳細は、こちら

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