最新の車内LANに対応する自動車電装品の開発に最適な業界初のソリューション ビークルバスアナライザ用差動プローブ「PBDH1000」を発売

2008年2月14日発表

 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:海堀 周造)は、CAN※1やFlexRay※2などの自動車内の制御系ネットワーク(車内LAN)の測定に最適な、波形測定器・ビークルバスアナライザ用の差動プローブ「PBDH1000」を開発、2月15日から販売を開始しますのでお知らせします。
 差動プローブ「PBDH1000」は、車内LAN測定に要求される高耐電圧、高入力インピーダンス、広帯域といった性能を備えると同時に、当社のビークルシリアルバスアナライザSB5000と組み合わせることで、業界で初めてFlexRayコンソーシアムの推奨する測定環境を実現します。

PBDH1000

開発の背景

 現代の自動車は、電子化の急速な進展に伴って配線を簡素化できる車内LANの採用が進んでいます。自動車内には、大電流が流れる信号線の存在や電圧の高い静電気など、ノイズの原因となる要素が存在しており、これが車内LANへのノイズ源となります。
 ノイズを含む車内LANの信号波形を測定、解析するには、十分な耐電圧性を持ったプローブが不可欠です。さらに、車内LANの信号測定についてFlexRayコンソーシアムが推奨する測定環境を実現するソリューションが求められていました。
 そこで、当社は十分な耐電圧性を持ち、FlexRayコンソーシアムの推奨測定環境に準拠したプローブを開発しました。

特長

  1. 業界初、FlexRayコンソーシアムの推奨する測定環境を実現
    SB5000との組み合わせることで、入力電圧、入力抵抗、サンプルレートなどについてFlexRayコンソーシアムの推奨する条件での物理層測定が可能になる業界初のソリューションです。
  2. 車内LAN測定用プローブに要求される性能
    ・最大動作電圧±35ボルト、差動入力時25ボルトの高耐電圧性
    ・1MΩの高入力インピーダンスでCANバス測定にも対応
    ・広帯域1GHz

 

主な市場

自動車メーカおよび自動車関連電装部品メーカ

用途

車内LAN搭載部品・機器の開発における信号波形の測定・解析

以上

※1 CAN(Control Area Netwaork)は、1985年に独Bosch社が開発したバス規格。主に自動車のパワートレイン制御、ボディーコントロールなどの車内通信に利用されている。

※2 FlexRayは、車内LAN規格の1つで、FlexRayコンソーシアムにより規格化が進められている。CANと比べて10倍の速度(10メガビット/秒)でデータの送受信が可能で、かつデータ伝送時の信頼性が高いという特長がある。

詳細は、こちら

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