統合生産制御システム「CENTUM」シリーズを10年ぶりに刷新 プラントの理想的な操業を実現する「CENTUM VP」発売

2008年2月5日発表

 横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:海堀 周造)は、本日、制御事業の主力機種である統合生産制御システムCENTUMの新シリーズである「CENTUM VP(センタム ブイピー)」の販売を開始しますのでお知らせします。

 今回発売する「CENTUM VP」は、現行機種のCENTUM CS 3000発売以来、10年振りの新シリーズとなります。CENTUM CS 1000 / CS 3000 の後継機種で、CENTUM シリーズとして8代目となるCENTUM VPは、お客様の理想的な操業を実現するための生産制御システムとして開発されました。高信頼性、長期安定性や従来のシステムとの互換性といったCENTUMの特徴はそのまま継承します。

CENTUM VP

開発の背景

 現代の生産現場では、情報技術の進歩により、生産システムの制御や管理を行う制御・情報システムが多種混在しています。例えば、プラント制御を行う分散形制御システム(DCS)の他にも、生産計画や生産実績を管理する生産管理システム、設備管理やプラント情報を管理する機器管理システム、プラント情報管理システム(PIMS)、さらには高度制御用シミュレータや運転支援システムなどがあります。各システムは異なる製品として提供されているだけでなく、別メーカの製品ということも珍しくありません。このようなパッチワーク的ともいえるシステム構成は、効率的に統合された操業環境とは言い難いため、改善を求めるニーズが高まっています。

CENTUM VPのコンセプト

  1. 様々なシステムの統合
     CENTUM VPは、プラント情報管理システム、機器管理システム、プラント運転支援システムといった様々な制御・情報システムのために必要な情報をまとめたデータベースを提供します。さらに、このデータベースを使って、統一化されたオペレーション環境下で動作する様々なソリューションを順次提供していきます。
     CENTUM VPの統合されたオペレーション環境下で、プラントの操業に必要な情報を統合、整理し、より効率的に活用することができます。
  2. 高信頼性と互換性の継承
     CENTUM VPのコントローラは、今まで同様、業界随一である99.99999%(セブンナイン)の稼働率を継承します。また、CENTUM CS 1000/CS 3000 と完全な互換性がある他、既設設備との接続も可能です。既設のCENTUMシリーズからCENTUM VPへのスムーズな更新も可能です。
     さらに、高信頼性や互換性を継承しつつ最新の技術を取り入れ、より革新的な機能を提供していきます。

今回発売するCENTUM VPの特長

  1. 直感的な操作画面
     すべてのリアルタイムプラント情報を、システムを使う人にとって価値ある情報にするには、必要なときに必要な情報を正しくかつ分かりやすく伝えることが重要です。そのため、CENTUM VPでは、HMI(Human Machine Interface)機能の大幅な改善を実施しました。
     新しい操作画面は、従来のCENTUMシリーズの操作性を継承しながらも、これまでの実績を通じて蓄積してきたノウハウを取り入れ、誰もが直感的に操作できるようになっています。また、情報の視認性・操作性を高めるために、操作・監視画面に最新の人間工学に基づくユニバーサルデザインを取り入れています。
  2. Windows Vista対応
     CENTUM VPは、大手DCSメーカとして世界で初めてWindows Vistaに対応したDCSです。最新OSおよび最新ソフトウェアの組み合わせで動作させることが可能です。
    (※Windows Vistaは米国マイクロソフト社の登録商標です)

主な市場

石油・天然ガス、石油化学、化学、鉄鋼、紙パルプ、電力、水処理など各種プロセス産業

用途

プラント、製造装置の運転監視、自動制御

以上

詳細は、こちら

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