YS1310 指示警報計は、2 入力の指示警報計です。2 ループ同時表示が可能です。2 入力の各々に対し、上限警報、下限警報、上上限警報、下下限警報が可能で、任意の警報のAND 接続またはOR 接続を計6 点の接点より出力できます。横河独自の高信頼技術と使いやすさおよび拡張性を兼ね備えています。基本形は、DIN サイズで短ケースに対応しているため取り付けの省スペース化に貢献でき、各種規格(CE、FM、CSA) にも対応しています。また、従来機種とパネルカットや奥行きの互換性を重視した互換形も用意しています。
接続方式: USB、EthernetまたはRS485
専用USBケーブルは設定ソフトウエアYSS1000に標準で付属しています。EthernetおよびRS485通信で接続する場合は、本体側に通信オプション機能が必要になります。
ユーザプログラムにパスワードを設定する事で、第三者のユーザプログラムの閲覧を防ぎます。また、本体側のパスワード機能により、エンジニアリングパラメータを保護することが可能です。
小型軽量化により、パネルや装置のダウンサイジングに貢献します。また、これまで難しかった扉面への取り付けも可能になります。
メモリーバックアップに、不揮発性メモリーを採用。
電池やバックアップコンデンサなどは使用していませんので、メンテナンス周期が長くなります。
交流(100VAC)/直流(24VDC)の区別なく計器を駆動できます。
また直流電源は極性なしで受電可能です。
(220V系電源は注文時指定です)
従来品(YS100)と比較して、制御基本性能が向上しました。
調節計の交換および保守点検時には、YS100シリーズの携帯用手動操作器YS110をご使用ください。操作出力を瞬断することなく、予備の調節計に交換することが出来ます。
Ethernet( Modbus/TCP)により、GA10、SMARTDAC+、汎用SCADA、OPCサーバーと簡単に接続できます。
GXでYS1000の測定データの記録ができます。
ただしGXに通信チャネル機能オプション(/MC)が必要です。
FA-M3のUTリンクモジュールとRS485通信機能を使用して、YS1000と直接接続出来ます。FA-M3とのデータ送受信のためのプログラムを組む必要はありません。
汎用通信プロトコルModbusを使用して各社PLCとも接続できます。
従来通り、当社製DCS:CENTUMとの通信をサポートしています。
信頼性を強く要求される化学プラントなどのDCSバックアップに最適です。