ジルコニア式酸素濃度計の校正の動作モードおよび校正時間の設定について

ジルコニア式酸素濃度計の校正の動作モードには、次の3通りの方法があります。

手動校正:
ゼロ校正およびスパン校正、またはそのどちらか一方を順次手動で行います。

半自動校正:
タッチパネルからの操作、または接点入力信号によって校正をスタートさせ、 あらかじめ設定してある校正時間および安定時間に基づいて、一連の校正動作を行います。

自動校正:
設定した周期で自動的に校正を行います。

校正時間などの設定は、下記のように行います。

(1) 手動校正の場合
「出力安定時間」を設定します。
「出力安定時間」とは、校正終了時点から再び測定に入るまでの時間をいいます。
この時間は、校正後、測定ガスがセンサ内に置換され、出力が定常状態に戻る時間を設定します。一連の校正動作が終わってから出力安定時間が経過するまで、出力は「出力ホールド」で設定された状態になっています。
設定可能範囲は、「00分00秒~60分59秒」です。

(2)半自動校正の場合
上記の「出力安定時間」に加え、「校正時間」を設定します。
「校正時間」とは、校正ガスを流し始めてから測定値を読み取るまでの時間をいいます。
設定された時間は、ゼロ校正およびスパン校正に対して共通に働きます。
校正時間と出力安定時間の関係を、下図に示します。

校正時間と出力安定時間の関係

校正時間と出力安定時間の関係

(3)自動構成の場合
上記の「出力安定時間」および「校正時間」に加え、「周期」、「開始日」および「開始時間」を設定します。
「周期」とは、校正を行う周期のことをいいます。
「周期」の設定可能範囲は、「000日00時間~255日23時間」です。
「開始日」および「開始時間」には、初回の校正日と開始時刻を設定します。

 

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