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ジルコニア式酸素濃度計における2点校正および1点校正について

ジルコニア式酸素濃度計の校正は、ゼロガスおよびスパンガスを用いた2点校正とスパンガスだけを用いて行う簡略的な1点校正があります。

(1)2点校正:
下図に、ゼロガスおよびスパンガスを用いた2点校正の場合を示します。
酸素濃度p1のスパンガスに対するセル起電力と酸素濃度p2のゼロガスに対するセル起電力を測定し、これらの2点間を通る検量線を求めます。
その後、この補正前検量線を、理論値に基づく理論検量線と一致するように補正します。
なお、図に示すA、B、Cから、 B/A×100 (%) で表される「ゼロ点補正率」と、
C/A×100(%) で表される「スパン点補正率」を求めることができます。
「ゼロ点補正率」が100±30%の範囲を超えたとき、または「スパン点補正率」が0±18%の範囲を超えたとき、そのセンサの校正は不可能となります。

ゼロガスとスパンガスによる2点校正の検量線および補正率の演算

ゼロガスとスパンガスによる2点校正の検量線および補正率の演算

(2)1点校正:
下図に、スパンガスだけを用いた1点校正の場合を示します。
この場合は、今回の校正で測定した酸素濃度p1のスパンガスに対するセル起電力と、前回測定していたゼロガスに対するセル起電力を使用して検量線を求めます。
なお、ゼロガスだけを用いて行う1点校正における検量線の求め方も、スパンガスだけを用いた校正と同じ考え方で行われます。
「スパン点補正率」および「ゼロ点補正率」の求め方は、2点校正の場合と同じです。

スパンガスによる1点校正の検量線および補正率の演算

スパンガスによる1点校正の検量線および補正率の演算

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