横河電機株式会社
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ベニヤ単板乾燥炉における湿度コントロール

概要

ベニヤ単板を乾燥させることはベニヤ合板を製造する際に大変重要な工程です。ベニヤ単 板に含まれる水分はそれぞれ木の材質により異なります。次の合板にする工程でベニヤ単板 を貼り合せる際に、単板に含まれる水分を一定にすることで正確な接着が可能になりベニヤ 合板の品質が向上します。湿度を測定する目的は乾燥炉に送る空気に含まれる水分をコ ントロールすることです。このことでベニヤ単板に含まれる水分量を調整することができます。

お客様の期待

  • ベニヤ単板乾燥工程における省エネを進めたい
  • 操作に掛かる費用を削減したい
  • ベニヤ合板の製造工程を改善したい
  • ベニヤ合板の品質を向上させたい

プロセス概略

ベニヤ単板に含まれる水分を6~20%にコントロールするために乾燥炉内の湿度を測定し 30~40%にしています。温度は130~200℃にします。
その結果、乾燥したベニヤ単板は適切に含有水分が調整され、その後の製造工程に送られ ます。

乾燥炉内の湿度測定

 

YOKOGAWA のソリューション

フィールドデータ

プロセス条件

湿度: 30 ~ 40%
温度:130 ~ 200℃
圧力: 20 ~ 40 mmH2O
ダスト:木の粉 (極めて微量)

ユーティリティ

定格電圧:100 ~ 240 V AC
定格周波数:50/60 Hz
消費電力:通常 330 VA、最大 800 VA
計装用空気 圧力:​​300 ~ 700 kPa

測定システム 

検出器:ZR22G-040-S-K-E-R-P-J-A /CV
変換器:ZR802G-P-☐-N-N /□
流量設定器:ZA8F-A*C
減圧弁:G7013XF
エアセット:G7003XF

ZR802G

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