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2018年9月プレスリリース

2018年9月19日発表

OpreX™ Field Instrumentsのラインアップとして
設備の異常監視、火災検知に適した線形熱感知器「DTSX™ 1」を開発・発売
~必要な機能を1ボックス化して導入が容易~

線形熱感知器「DTSX1」

線形熱感知器「DTSX1」

横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:西島 剛志)は、OpreX™ Field Instrumentsのラインアップとして、設備の異常監視、火災検知に適した線形熱感知器「DTSX™ 1」を開発、9月21日から販売を開始しますのでお知らせします。「DTSX1」は、熱感知に必要な機能を1ボックスに収めた熱感知器で、標準品の光ファイバケーブルと合わせて容易かつ経済的に導入でき、お客様の設備の健全性の維持管理に貢献します。

開発の背景

プラントや工場などの設備、各種社会インフラにおいては、設備の老朽化、人手不足による安全管理の不徹底などが操業上のリスクとなっており、火災防止のための熱監視のニーズが高まっています。光ファイバを用いた熱感知器は、敷設した光ファイバケーブル内に光パルスを入射し、ケーブル内に発生した散乱光を利用して温度分布を測定するもので、ケーブルを敷設した特定した箇所の熱を測定できることから、設備における広範囲な熱発生箇所の温度監視への活用が広がっています。

当社は、光ファイバ温度センサとして、2011年には「DTSX200」、2014年には「DTSX3000」を発売しました。同シリーズは、石炭やパルプチップを運搬するベルトコンベアの異常発熱の検知、非在来型の石油・天然ガス井戸内の温度変化の測定、パイプラインやタンクにおける高温・低温の液体・ガスの漏れ検知などに活用されています。このたび、熱による機器故障、設備異常に起因する事故を回避するための設備保全ニーズの拡大や、火災検知規格※1への対応を図るため、設備の異常監視、火災検知のアプリケーションに特化し、容易かつ経済的に導入できる線形熱感知器として「DTSX1」を開発しました。

※1 欧州の火災検知規格EN54-22の認証については、現在申請中です。

製品の特長

  1. 1ボックス化により導入が容易
     見やすい表示器や接点出力などの機器を1ボックス(サイズ:50cm(幅)×50cm(高さ)×25cm(奥行))に収め、アラーム設定など熱感知に必要な機能を装備しました。標準の光ファイバケーブルと合わせて、火災検知用の熱感知システムとして容易に導入できます。
     設備の異常監視、火災検知に特化することにより、システム構築を柔軟に対応できる汎用の光ファイバ温度センサに比べて、短期間※2かつ経済的に導入できます。
     ※2 機器の準備から設定を完了するまでの期間を約30%短縮
  2. 最大4チャネルで各16キロメートルまでの測定が可能
     最大4チャネルの入力が可能で、それぞれ16キロメートルまでの光ファイバケーブルによる測定が可能です。光ファイバケーブルを用いた線形熱感知器としては、最多のチャネル数と最長の測定距離※3で測定が可能です。測定チャネル数は1、2、4チャネルの3種類のモデルから、光ファイバケーブルの測定距離レンジは、2、4、6、8、10、16キロメートルから適切なものを選択できます。
     ※3 2018年9月当社調べ
  3. 専用の監視画面を用意
     PC上で動作する当社のデータロギングソフトウエア「GA10」に、「DTSX1」専用の監視画面を用意しました。個々のアプリケーションに適した監視画面によって、いち早く異常を察知し、異常個所を特定できます。

主な市場

鉄鋼、電力、化学、非鉄、紙パルプ、石油ガスなどのプラント

用途

火力発電所や製鉄所の石炭搬送ベルトコンベアの火災検知
各種プラントにおける電力ケーブルラックの異常温度監視
洞道の火災検知
鉄鋼や化学などのプラントにおける高温炉の健全性監視
トンネルや地下鉄などの社会インフラ設備の火災監視    など

今後の展開

プラントや社会インフラにおける設備の老朽化、また熟練技能者の退職などによる人手不足が加速するなかで、保全管理の重要性は今後ますます高まっていくと想定されます。当社は、今後「DTSX1」と自社の統合生産制御システムや安全計装システム、データ収集制御システムとのシステム構築における親和性を活用した火災リスク対策のソリューションを提供し、安全な操業に貢献してまいります。

OpreXとは

OpreXとは、制御事業の包括的ブランドです。お客様との価値共創を通じて培ってきたYOKOGAWAのテクノロジーとソリューションの卓越性を表し、YOKOGAWAの全ての制御関連製品、サービスとソリューションを包含しています。OpreX Transformation 、OpreX Control 、OpreX Measurement 、OpreX Execution 、OpreX Lifecycle の5つのカテゴリーから成り立ち、線形熱感知器「DTSX1」はOpreX Measurementのソリューションの一つであるOpreX Field Instrumentsに属します。OpreX Measurementは、高精度な測定、データ収集、分析を可能にする現場機器やシステムを意味します。

YOKOGAWAはこのブランドのもと、お客様のビジネス課題解決の視点で、お客様の変革と成長を支援する統合ソリューションを提供していきます。

以上

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