FN510 フィールド無線用マルチファンクションモジュール

フィールド無線用マルチファンクションモジュールは、「フィールド無線用通信モジュール FN110」と組み合わせることで、無線フィールド機器として動作します。本製品と接続したフィールド機器のセンサデータをフィールド無線ネットワークに送信します。「フィールド無線用通信モジュール FN110」の仕様を参照ください。

概要

多様な入出力機能:

アナログ入力、デジタル入出力、パルス入力といった多様な入出力機能から選択することができます(プロセス測定コード A)。
専用の加速度センサが出力する AC 電圧から、加速度および速度を測定する機能(ACAI)を持ちます。(プロセス測定コード C)。

各種センサをフィールド無線ネットワークに接続:

4 - 20 mA アナログ機器のセンサ値(プロセス測定コード A)もしくは圧電型加速度センサのセンサ値(プロセス測定コード C)をフィールド無線ネットワーク経由でホストシステムに取り込むことができます。

バッテリー駆動による設置の柔軟性:

配線コストなどの問題で、これまで設置できなかった場所にフィールド機器が設置できます。

小型・軽量の LCD 付き筐体を実現:

大幅な小型化と軽量化を実現した筐体に、通信状態やプロセスデータを表示する LCD デジタル指示計を搭載しています。

仕様

詳細仕様につきましては、一般仕様書をご参照ください。

電源仕様 バッテリー 駆動 本製品は、塩化チオニルリチウム電池 D サイズ2本を使用した バッテリーパックで駆動します。
定格電圧: 7.2 V
定格容量: 19 Ah
バッテリーケース付属(電池は別売り)
性能仕様 更新周期 1 ~ 3600 秒 (デジタル出力使用時は更新周期 2 秒以上)
電池特性 [プロセス測定コード A の場合]
以下の条件において、アナログ入力、デジタル入力の使用時は 10 年間(更新周期 10 秒)または 7 年(更新周期 5 秒)。デジタル出力を常時 ON で使用している場合は 3 年間(更新周期 30 秒)または 2 年間(更新周期 10 秒)動作 *
  - デバイス割付け: IO モード
  - 周囲温度: 23 °C ± 2 °C
  - 内蔵指示計表示: OFF
*: 電池寿命は振動などの環境条件および接続する機器によって変わります。

[プロセス測定コード C の場合]
以下の条件において、10 年間(更新周期 60 秒)または 2 年間 (更新周期 10 秒) 動作 *
  - デバイス割付け: IO モード
  - 周囲温度: 23 °C ± 2 °C
  - 内蔵指示計表示: OFF
  - サンプリング周波数: 20 kHz
  - サンプリング数: 1024
*: 電池寿命は振動などの環境条件および接続する機器によって変わります。
機能仕様 入力信号 [プロセス測定コード A の場合] 表1 参照
[プロセス測定コード C の場合] 表2 参照
電源供給 FN110 への電源供給
供給電圧: 3.5 V
供給電流: 50 mA
[プロセス測定コード A の場合] 無し
[プロセス測定コード C の場合] 表2 参照
設置環境 周囲温度 動作時: -40 ~ 85 °C(高度 3000 m 以下)、-30 ~ 80 °C(内蔵指示計可視範囲)
適合規格 CEマーキング EMC 適合規格: EN61326-1 Class A Table 2、EN55011 Class A
一般安全適合規格: EN61010-1(Indoor/Outdoor use)
CSA 一般安全規格 CAN/CSA-C22.2 No.61010-1、CAN/CSA-C22.2 No.94.1、CAN/CSA-C22.2 No.94.2、IEC 60529
保護等級 IP66、IP67、Type 4X
防水、防塵性能はコネクタが嵌合した状態で機能します。
防爆構造 TIIS 本質安全防爆
FM(米国、カナダ)、ATEX、IECEx 本質安全防爆形
形状/材質 質量 500 g(取付ブラケット、クランプ、バッテリーなし)

 

表1 入出力機能一覧(プロセス測定コード A の場合)

機能 項目 仕様
4 - 20 mA アナログ入力( AI )*1 入力点数 1
入力形式 4 ~ 20 mA DC 入力
入力範囲 0 ~ 25 mA
内蔵シャント抵抗 10 Ω
測定精度 ± 16 A
温度係数 ± 3.2 A / 10 °C
デジタル入力( DI )*1*2 入力点数 2
入力形式 無電圧接点入力
ON 抵抗 200 Ω 以下
OFF 抵抗 50 kΩ 以上
接点 ON 時電流 IN1: 0.2 mA
IN2: 1 mA
デジタル出力( DO )*1*3 出力点数 1
出力形式 無電圧接点出力
最大負荷電流 125 mA DC
最大負荷電圧 30 V DC
パルス入力( PULSE )*1*2 入力点数 1
入力形式 無電圧接点入力
ON 抵抗 200 Ω 以下
OFF 抵抗 50 kΩ 以上
最小検出時間*4 5 ms
最大周波数 100 Hz
カウント範囲 0 ~ 999999

*1: 各入出力間は非絶縁の一括コモンです。
*2: デジタル入力端子およびパルス入力端子には、外部から電圧を印加しないでください。
*3: デジタル出力端子はオープンドレイン構成です。デジタル出力端子に加わる電流および電圧は仕様の範囲内にしてください。
*4: 接続する外部接点が OFF に遷移したことを検出します。

 

表2 入出力機能一覧(プロセス測定コード C の場合)

機能 項目 仕様
AC アナログ入力( AI )*1 入力点数 1
入力形式 AC 電圧
入力範囲 0.1 ~ 3.2 V
センシングモード*2 加速度、速度、速度 LPF 160 Hz(Gain High、Gain Low)
測定データ Peak、RMS、Peak / RMS
サンプリング周波数 1、2、5、10、20 kHz
サンプリング数 1024、2048、4096
測定周波数帯域*3*4 10 Hz ~ 10000 Hz
測定可能範囲*4 加速度: 0 ~ 300 m/s 2
速度: 0 ~ 160 mm/s
測定精度(100Hz)*5*6 加速度測定時: ±( 2 % of reading + 2 m/s 2 rms)
速度測定時: ±(10 % of reading + 1 mm/s rms)
供給電圧 3.4 V typ.
供給電力 10 mA

*1: 組み合わせる振動ピックアップは LN01 圧電型加速度センサを使用してください。
*2: 加速度モードは測定周波数帯域の比較的高い振動を測定します。速度モードは比較的低い振動を測定します。速度 LPF 160 Hz モードは 160 Hz 付近を測定します。
*3: 圧電型加速度センサ LN01 と組み合わせた測定可能範囲です。
*4: 圧電型加速度センサ LN01 と接続した場合の測定周波数帯域と測定可能範囲の関係は図1、図2
*5: FN510 単体の測定精度です。(周囲温度 -40 ~ 85 °C、全測定範囲)
*6: 圧電型加速度センサ LN01 を接続した状態での組み合わせ測定精度(参考値)は表3 を参照ください。

FN110 フィールド無線用通信モジュール

フィールド無線用通信モジュールは、国際計測制御学会(ISA: International Society of Automation)のインダストリアルオートメーション用無線通信規格 ISA100.11a に準拠しています。本製品は、ISA100.11a が規定するデバイスの無線機能が搭載されています。「フィールド無線用マルチプロトコルモジュール FN310」や、「フィールド無線用マルチファンクションモジュール FN510」や、「インタフェースアダプタ LN90」と組み合わせることで、無線フィールド機器やゲートウェイとして機能します。

カタログ
取扱説明書
一般仕様書
ソフトウェア
技術情報
証明書
外形図

導入事例(動画)

本件に関する詳細などは下記よりお問い合わせください


お問い合わせ
トップ