FN310 フィールド無線用マルチプロトコルモジュール

フィールド無線用マルチプロトコルモジュールは、「フィールド無線用通信モジュール FN110」と組み合わせることで、無線フィールド機器として動作します。本製品と接続したフィールド機器のセンサデータをフィールド無線ネットワークに送信します。「フィールド無線用通信モジュール FN110」の仕様を参照ください。

概要

プロトコル変換機能:

有線通信プロトコルをISA100 Wireless プロトコルに変換し、無線ネットワークへ送信することができます。ISA100 Wireless はプロセスオートメーションに適した工業用無線ネットワークの国際標準規格です。

マルチプロトコル対応:

HART 通信(プロセス通信コード J)もしくは Modbus通信(プロセス通信コード M)の有線通信プロトコルを選択できます。プラント操業においてお客様が必要な様々な有線のフィールド機器を無線化することが可能です。

バッテリー駆動による設置の柔軟性:

本製品は内蔵したバッテリーで、接続されたフィールド機器への給電が可能です。配線コストなどの問題で、これまで設置できなかった場所にフィールド機器が設置できます。

小型・軽量のLCD 付き筐体を実現:

大幅な小型化と軽量化を実現した筐体に、通信状態やプロセスデータを表示するLCD デジタル指示計を搭載しています。
プロセス通信コード J:HART 通信(HART 7)                                
プロセス通信コード M:デジタル通信(RS485 Modbus プロトコル)

詳細仕様につきましては、一般仕様書をご参照ください。

電源仕様 バッテリー駆動 本製品は、塩化チオニルリチウム電池 D サイズ2本を使用したバッテリーパックで駆動します。
定格電圧:7.2 V
定格容量:19 Ah
バッテリーケース付属(電池は別売り)
性能仕様 更新周期 [プロセス通信コード J の場合]
 5 ~ 3600 秒
[プロセス通信コード Mの場合]
 8 ~ 3600 秒
電池特性 [プロセス通信コード J の場合]
1対1接続の場合は以下の条件において一般的に4年間(BootStrapTime *1*210 秒)あるいは1 年間(BootStrapTime *1*2 60 秒)動作します。*3
デバイス割付け:IO モード
更新周期:10 分
周囲温度:23℃± 2℃
内蔵指示計表示:OFF
*1: BootStrapTime はHART 機器に電源を提供してから、信頼できるデータの取得が可能となるまでの時間です。
*2: BootStrapTime については、接続するHART 機器の製造元にお問い合わせください。
*3: 電池寿命は振動などの環境条件および接続するHART 機器により変わります。
4-20mAループ接続の場合は以下の条件において一般的に8年間(更新周期10秒)あるいは5年間(更新周期5秒)動作します。*1
  • デバイス割付け:IO モード
  • 周囲温度:23℃± 2℃
  • 内蔵指示計表示:OFF
*1:   電池寿命は振動などの環境条件により変わります。
[プロセス通信コード M の場合]
以下の条件において一般的に 8 年間動作します。*1
デバイス割付け:IO モード
更新周期:10 分
周囲温度:23℃± 2℃
内蔵指示計表示:OFF
*1:   電池寿命は振動などの環境条件および接続するModbus 機器によって変わります。
機能仕様 入力信号 [プロセス通信コード J の場合]
本製品はHART マスタとして動作し、プライマリ,セカンダリの通信設定が可能です。接続するHART機器間は以下の通信仕様です。
プロトコルバージョン:HART 7 *
接続モード:マルチドロップモード(1対1接続の場合4mA固定)
ポイントツーポイントモード(4-20mAループ接続の場合) 
入力点数:1 点
接続ケーブル: シールド付きAWG14 ~ 22 (最大20 m)
*: HART プロトコルはそれ以前のバージョンと下位互換性が確保されています。
[プロセス通信コード M の場合]
通信方式:半二重通信(RS485 準拠)
通信プロトコル:Modbus RTU
通信速度:9600bps
入力点数:1 点
接続ケーブル: シールド付き AWG14 ~ 24 (最大 20 m)
電源供給 FN110 への電源供給
供給電圧: 3.5 V
供給電流: 50 mA
[プロセス通信コード J の場合]
HART 機器への電源供給 *1*2*3
供給可能電圧: 最大 18 V(定常動作の場合)
供給可能電流: 最大 12 mA(定常動作の場合)
*1:   HART 機器は 4 mA 電流固定モードで動作させます。
*2:   ご使用の前に,接続する HART 機器の最小動作電圧が 16.5 V 以下(負荷抵抗 0 Ωの場合)を満足することを確認してください。
*3:  VOUT端子を使用する場合のみ電源供給します。
[プロセス通信コード M の場合]
Modbus 機器への電源供給
供給電圧:3.5 V供給電流:10 mA
設置環境 周囲温度 動作時:-40 ~ 85℃(高度 3000 m 以下)
           -30 ~ 80℃(内蔵指示計可視範囲)
適合規格 CE マーキング EMC 適合規格: EN61326-1 Class A Table 2,EN55011 Class A
一般安全適合規格: EN61010-1(Indoor/Outdoor use)
CSA 一般安全規格 CAN/CSA-C22.2 No.61010-1, CAN/CSA-C22.2 No.94.1, CAN/CSA-C22.2 No.94.2, IEC 60529
※ プロセス通信コードJ のTIIS 防爆形に対するCSA一般安全適合は申請中です。
保護等級 IP66,IP67,Type 4X
防水、防塵性能はコネクタが嵌合した状態で機能します。
防爆構造 TIIS 本質安全防爆
FM(米国,カナダ),ATEX,IECEx 本質安全防爆形
形状・材質 質量 500 g(取付ブラケット、クランプ、バッテリーなし)

関連製品 pH/ORP SENCOM®検出器 FU20F 

FN110 フィールド無線用通信モジュール

フィールド無線用通信モジュールは、国際計測制御学会(ISA: International Society of Automation)のインダストリアルオートメーション用無線通信規格ISA100.11a に準拠しています。本製品は,ISA100.11a が規定するデバイスの無線機能が搭載されています。「フィールド無線用マルチプロトコルモジュールFN310」や,「フィールド無線用マルチファンクションモジュール FN510」や,「インタフェースアダプタLN90」と組み合わせることで,無線フィールド機器やゲートウェイとして機能します。

カタログ
取扱説明書
一般仕様書
ソフトウェア
技術情報
証明書
外形図

本件に関する詳細などは下記よりお問い合わせください


お問い合わせ
トップ