横河電機株式会社
横河ソリューションサービス株式会社

US300PM 超音波流量計(ポータブル形)
お知らせ: 本製品は、2018年12月27日に販売終了しております。

US300PMは充満配管内の流量を測定するポータブル形の超音波流量計です。
配管厚さ測定機能を持ち、各種設備の保守・点検や、研究室での実験、製造ラインでのモニターなど、幅広い用途に適用できる、設置が簡単な超音波流量計です。

測定原理は流体を伝わる超音波の伝播時間を利用します。超音波が配管中の流体を伝わるときの流れと同じ方向および逆方向への伝播時間に差が生じることを利用して流速を求めます(伝播時間差方式)。
測定するにあたり、配管の切断は不要です。配管の外側にトランスデューサ(検出器)を取りつけるクランプオン方式により、設置が簡単です。
また、流体の圧力や導電率に無関係に測定可能です。

従来超音波流量計が弱いとされていた耐気泡性を向上させました。

詳細

特長

容易な設置・調整(ゼロ点調整不要)

トランスデューサは出荷時に個々に調整してあり、取付時の調整が簡単です。
また、信号処理上の工夫により、通常必要とされる流量ゼロ調整も不要です。
これにより設置工事での調整のための断水が不要です。

測定安定性の向上(耐気泡性)

相関法を使った超音波信号のノイズ除去技術により、従来超音波流量計が弱いとされていた耐気泡性を向上させました。

高速応答/高精度の流量演算

独自の信号処理により、高速かつ高精度の信号処理を実現しました。測定精度が従来の「フルスケール1%」から「数値の1%」に向上しました。

流量入力 標準2チャネル

流量入力は標準で2チャネル装備しています。同一配管からの2入力の平均(2測線演算)、異なる2つの配管での2系統独立演算、またはそれらの和・差を取ることができます。

電流出力 最大2点

電流出力は最大2点(標準は無し)まで可能です。流量の他に音速や(超音波の)信号振幅、流量入力2チャネル使用時の測定結果、演算結果を自由に出力できます。

広範囲な流体温度

トランスデューサの流体温度範囲は常温用(-30~+130°C)または高温用(-30~+200°C)が選択可能です。

測定値保存(データロギング)機能

標準で約27,000点、オプションで約100,000点の測定値の保存が可能です。
保存したデータはRS232通信機能を利用し、オンラインまたはオフラインでの読出しができます。

簡単なセットアップ

対話形式のパラメータ入力で簡単にセットアップできます。

配管厚さ測定機能

オプションの厚さ測定プローブを用意することにより、配管の厚さを測定できます。

長時間のバッテリ駆動

完全充電で約14時間使用できます。この他、電源アダプタによるAC電源駆動も可能です。

 

アプリケーション

  • ISO14001 対応での定期的な流量管理
  • ポンプの性能・効率評価
  • 流量ラインでの各種保守・点検用途

詳細仕様につきましては、一般仕様書をご参照ください。

仕様

性能

測定流体 液体(濁度 < 10,000 mg/liter)
測定量 体積流量、質量流量(密度設定による)、流速、流体中の音速、配管厚さ(オプションの厚さ測定プローブ付加時)
配管サイズ 25~ 6,500 mm
配管材質 鋼、ステンレス、鋳鉄、ダクタイル鋳鉄、銅、ガラス、PVC、その他
流速範囲 0.01~25 m/s
流体温度範囲 -30~130°C(常温用)、-30~200°C(高温用)
精度 工場出荷時に指示値の1%(配管サイズ、流れの状態による)
上流直管長 10 ~ 50 D(配管条件による)

構造

本体ハウジング材質 アルミニウム(パウダーコーティング)
本体防塵防水性 IP54
本体寸法(H, W, D) 115mm×258mm×268mm(ハンドル部を除く)
本体質量 約3.9kg
トランスデューサケース材質 ステンレス
トランスデューサ防塵防水性 IP65(一般用)、IP67(耐水用)

機能

2入力に対する演算 平均、和、差
時間プログラム機能 内蔵時計を利用して自動で測定をスタート、ストップ
パラメータ保存機能 配管・流体パラメータを最大80件まで保存
音速測定 液体中の音速測定

関連情報

標準で約 27,000 点、オプションで計約 100,000 点保存可能です。保存レート(周期)を 1 ~ 12 時間まで 1 秒単位で任意に指定できます。保存できるのは流量、積算流量、超音波信号の振幅、音速の 4 種類までです。 ...
一般仕様書には「 2 m 長,□本× 2 」のような仕様表現になっています。チェーンは 1 本 2 m の長さがあり、必要に応じて簡単につなぎ合わせることが可能です。また、「×2」は 2 つある検出端各々に□本分あることを表しています。 ...
US300SA は、US300PM が測定し、内部に保存(ロギング)したデータを、測定終了後に通信で取り出すことができます。US300PM は、測定中にもデータを通信出力させることは可能ですが、このデータを取り込む場合は、パソコンの OS に付属の簡易通信ソフトをご利用下さい。(例:WindowsR のハイパーターミナル) ...
トランスデューサ(検出器)を設置するアクセサリとして、設置冶具とカップラント(管と検出器間の超音波伝播に必要)があります。冶具としては鉄管などの磁石が付き易い管には設置用磁石があります。磁石では設置できない管については設置用チェーンがあります。据付形はステンレス製ストラップ(ベルト状の金具)で設置します。カップラントは常温用と高温用があります。据付形には接着式(耐候用)もあります。 ...
消えません。パラメータは不揮発性メモリに保存されています。
問題なく使用できます。US300PM には当初から、このための通信機能が含まれています。
配管の外側にセンサを取り付けるクランプオン方式です。 この方式では配管の外側にセンサを取り付けます。このため、既設の配管に設置する場合は配管工事が不要で、センサが直接流体に接しないことによるメリット(耐食性・耐圧性の検討不要、不純物混入可能性なし)があります。 また、ゼロ点調整が不要で設置が容易であり、精度は読値の1%と高精度です。流量入力が 2 チャネル(2 測線)まで可能で、チャネル間の加減演算及び平均流量の測定が可能です。 ...
本体(変換器)とトランスデューサ(検出器)が必要です。トランスデューサは口径・流体温度等によりいくつかラインアップされていますので、必要なものを選択して下さい。 超音波流量計の各機種の相違表も参照して下さい。 比較項目 機種 US300PM (販売終了) US300FM (販売終了) US350FM 製品形態 ポータブル形 据付形 据付形 主な用途 各種設備の保守・点検...
カタログ、一般仕様書、取扱説明書、外形図などがダウンロードできます。 一般の図書では「流量計の実用ナビ」(社団法人 日本計量機器工業連合会 編集・発行)が参考になります。 (入手先 http://www.keikoren.or.jp) ...
接点出力のオプション( /PU1 または /PU2 )を選択して下さい。パルス、アラームの両方を使う場合は /PU2 が必要です。
パソコン側の設定の問題と思われます。シリアルポートの動作設定の再確認をお願いします。
超音波流量計本体(変換器)、トランスデューサ(検出器)、取り付け金具、カップラント(音響結合剤)が最低必要です。
水平配管では配管の側面に取り付けてください。配管内に気泡や堆積物がある場合にそれを避けるためです。垂直配管では流れ方向が下から上のところに取り付けてください。流体が非満水状態になる危険を少しでも避けるためです。 ...
均一で単一な材質であれば測定可能です。
A ・B どちらのチャネルでも使用できます。
取り付け金具としては「取り付け用フレーム標準タイプ」が一般的です。固定用チェーン( 3 種類)は口径に合った長さのものを選定して下さい。
同一配管からの 2 入力の平均( 2 測線演算)出力や、異なる 2 つの配管での 2 系統独立演算、またはそれらの和・差を取ることが可能です。
電源は内蔵しています。出力端子へはバナナ端子(オス)のケーブルを別途用意してご使用下さい。
必ずカップラントを使用して下さい。また、常温用と高温用がありますので、配管温度により使い分けて下さい。
伝播時間差方式です。 この方式では配管内の流体に斜めに超音波信号を送受信し、流れに沿った向きと流れに逆らった向きとで超音波信号の伝播時間に差が生じることを利用し、流速を求めます。これに配管の断面積をかけて流量を求めます。 ...
商用電源及びバッテリー駆動可能なポータブル形の液体用超音波流量計です。保守・点検作業、研究室での実験、製造ラインでのモニターなど、幅広い用途に使用可能です。
逆方向流量も測定できます。表示器上はマイナス表示になります。電流出力上は 2 通りの出力が可能でパラメータで選択します。1 つは 4 mA 以下を出力するものですが、0 mA 以下に相当する流量には対応できません。 もう 1 つは、流量が正方向であるとみなしてそれに対応する 4 - 20 mA を出力します。 ...
演算処理において、従来はトリガー法を採用していましたが、現製品では相関法を採用し、安定測定を実現しました。
配管上に 1 対の検出端を設置して測定する事を「1 測線による測定」と言います。 同様に、2 対の検出端を設置する場合は 2 測線、4 対の検出端を設置する場合は 4 測線と言います。 また、2 対以上の検出端を設置する場合を総称して「多測線」と言います。多測線にする事で出力の揺動を軽減する事ができます。 ...
主に配管口径に依存します。通常は同一面に取り付けますが、大口径では信号強度が弱い場合がありますので、その場合は対角に取り付けます。一般に、流体の種類には依存しません。 ...
当社の製品では採用していませんが、ドップラ式は流体中の気泡や固形物に超音波を反射させ、ドップラ効果により生じる周波数差から流速を求める方式です。一般に、伝播時間差式よりも精度は劣ります。 ...
ノルマルオープンまたは、ノルマルクローズをパラメータにより選択可能です。
いくつか方式がありますが、ここでは当社で扱っている伝播時間差方式と呼ばれる方式についてご説明します。 この方式では配管内の流体に斜めに超音波信号を送受信し、流れに沿った向きと流れに逆らった向きとで超音波信号の伝播時間に差が生じることを利用し流速を求めます。これに配管の断面積をかけて流量を求めます。 ...
センサの取付方式にいくつか種類がありますが、ここでは当社で扱っているクランプオン方式と呼ばれる方式について説明します。 この方式では配管の外側にセンサを取り付けます。このため、既設の配管に設置する場合は配管工事が不要で、センサが直接流体に接しないことによるメリット(耐食性・耐圧性の検討不要、不純物混入可能性なし)があります。 ...
当社では据付形の機種とポータブル形の機種をご用意しています。据置形は測定現場に恒久設置するものです。 ポータブル形はバッテリ駆動が可能で、保守・点検用途でいろいろな場所を測定するためのものです。 超音波流量計の各機種の相違表を参照して下さい。 比較項目 機種 US300PM (販売終了) US300FM (販売終了) US350FM 製品形態 ポータブル形 据付形 据付形 主...
カタログ、一般仕様書、取扱説明書、外形図などがダウンロードできます。 一般の図書では「流量計の実用ナビ」(社団法人 日本計量機器工業連合会 編集・発行)が参考になります。 (入手先 http://www.keikoren.or.jp) ...
直管継手部の配管内面に突起等がなく、流れを乱す要因にならなければ考慮は不要です。
不揮発性メモリーを使用しています。このため、電池によるメモリー保護方式でのパラメータ消失のような心配がありません。
可能です。当社の超音波流量計の測定原理は伝播時間差式を採用しており、この点で全く問題ありません。
当社の製品はセンサがクランプオン方式(非接液)のため、腐食性であっても問題ありません。気泡や固形物を含まない水溶液であれば測定が可能です。
ライニングの材質や厚さにも依存しますが、配管とライニングが密着したものであれば、通常は測定可能です。 この場合、設置時にライニングの材質と厚さの情報をパラメータ設定します。 ...
当社の製品は、液体用の超音波流量計です。一般には気体用や蒸気用の超音波流量計も入手可能です。
配管の材質は金属以外に樹脂でも測定可能です。ただし、その材料の組成が均質で音波が通ることが必要です。
片方のラインでは音波が伝播していないことが考えられます。配管内に音波の伝播を妨げる物(さび、流体に含まれる成分や異物の付着物など)が発生している可能性があります。検出器の取付位置や取付方法(伝播経路数)を変更し、測定の可否を確認してください。 ...
始めに「スペシャルファンクション」から「出力信号の割付」で、接点出力を「パルス出力」とする必要があります。次に「アウトプットオプション」からパルスの重み付けなどを設定します。 ...
体積流量または質量流量(密度設定による)を積算します。各チャネル毎に 10 桁まで表示。正方向・逆方向各々独立で積算します。
水平配管では配管の側面に取り付けてください。配管内に気泡や堆積物がある場合にそれを避けるためです。垂直配管では流れ方向が下から上のところに取り付けてください。流体が非満水状態になる危険を少しでも避けるためです。 ...
超音波流量計とは、配管内の流体(液体、気体)に対して超音波信号を発信し、その透過信号や反射信号を利用して配管内の流量を求める装置です。

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