横河電機株式会社
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当社社員が令和3年度産業標準化事業表彰を受賞

2021年10月20日発表

 10月20日、当社社員の新井直人が、経済産業省が主催する令和3年度産業標準化事業表彰において、産業技術環境局長表彰を受賞しました。この賞は、国際標準化規格作成などの標準化活動や適合性評価活動に寄与し、今後も同分野における継続的な活躍が期待できると認められる者に与えられます。

 新井は、2015年以来、国際電気標準会議(IEC)の技術専門委員会であるTC65/SC65A/MT61511委員会において、国際エキスパートおよび国内委員会幹事として、プロセス産業分野の安全関連規格の国際標準化に取り組んできました。具体的には、プラントのリスク低減達成の技術的根拠となるIEC 61511(機能安全―プロセス産業分野の安全計装システム)の改訂などにおいて、プラントの安全計装システムの知見を生かし、IEC規格への国内意見の反映に貢献しました。また、新井は一般社団法人 日本電気計測器工業会(JEMIMA)の機能安全調査研究ワーキンググループにおいて、安全計装システムに関する日本産業規格(JIS)開発や講演など国内普及のための活動を行うとともに、プラント保安分野AI信頼性評価ガイドライン策定に参画し、プロセス産業分野の安全性向上に貢献しました。

 受賞にあたって新井は次のように述べています。「このような賞をいただき大変光栄です。今回の受賞はひとえに国際標準化活動および安全計装ビジネスに携わってこられた多くの先輩方をはじめ関係者のご指導、ご支援のおかげと感謝しております。プロセスプラントの安全は、持続可能な社会を目指すうえでの大前提です。これからも国際標準化を通して、国内外の産業発展に微力ながら貢献できるよう一層努力してまいります。」

 今後も当社は、計測・制御に関わる国際標準化活動に積極的に参加します。

以上

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