IIoTによる価値創造に向け、米国FogHorn Systems, Inc.の増資に参加

2017年10月16日発表

 横河電機株式会社は、フォグコンピューティングの先端技術をもつ米国のベンチャー企業「FogHorn Systems, Inc.」に追加出資しました。
 FogHorn Systems, Incはシリコンバレーに本拠を置くベンチャー企業で、フォグコンピューティングを実現する中核ソフトウエアの開発に早くから着手し同分野の先端技術を有しています。同社は、IoTを推進するさまざまな企業から注目されており、昨年、当社をはじめRobert Bosch Venture Capital GmbH、Darling Venturesなどが合計1,200万ドルを出資しています。今回、Intel CapitalとSaudi Aramco Venturesの主導する増資にあたり、昨年より出資している各社にHoneywell Venturesが加わり合計3,000万ドルの出資を行いました。当社の増資額は約43万ドルで、前回の出資分との合計では約133万ドルとなります。

 当社は、制御事業において、現場のセンサから制御システム、製造実行システム(MES)、経営情報システムに至る幅広い領域で、お客様の操業効率の改善、資産の有効活用、安全性の向上などに貢献するソリューションを提供しています。この分野でもIndustrial IoT(IIoT)の活用が進んでいますが、ネットワークの末端においてリアルタイム処理や分散処理が可能なフォグコンピューティング技術は、膨大な情報をそれに近い場所で適切に処理して、重要な情報のみをクラウドに上げるといった形でIIoTの活用範囲を大きく広げる可能性をもっています。

 当社は、昨年の出資以来、FogHorn Systems, Inc.とともにフォグコンピューティングをより使いやすいものとするための開発を続けており、今回の増資はその関係をより強固にするものです。将来的には、フォグコンピューティングを活用して自社のソリューションを充実させることを目指します。

※フォグコンピューティング:
クラウドへの一極集中を避け、クラウドとデバイス(現場の機器)の間にフォグと呼ばれる分散処理を行う階層を設けるシステムアーキテクチャの概念です。デバイスの近くで一部の演算や処理を実行し、必要なデータのみクラウドに送ることにより、通信の遅延や揺らぎ(到着時間のばらつき)を排除したシステムを構築できます。また、マシンラーニングやAIなどのさまざまなロジックをエッジで実行することも可能で、IoTの応用範囲を格段に広げる技術として注目されています。

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