当社の社員が「ISA Standards & Practices Department Award 2015」を受賞

2015年10月23日発表

 このたび、当社社員が、国際計測制御学会(International Society of Automation:ISA)から「ISA Standards & Practices Department Award 2015」を受賞しました。この賞は、ISAの標準化活動において顕著な功績を挙げた者に対して、ISAが表彰するものです。今年は当社から2名受賞しました。

出町 公二:横河電機株式会社

出町は、デジタル通信方式のフィールド機器がもつ診断情報などの情報を有効活用するために、機器の管理、運用の指針となる業務プロセスの標準規格の策定を担うISA108委員会の委員長です。ISA108委員会は2012年に発足し、2015年6月に、コンセプトと専門用語を規定するISA108規格のパート1を技術報告書ISA-TR108.1-2015として発表しました。今回の賞は、委員会で発揮した委員長としてのリーダーシップと、専門知識を生かして技術報告書の発行に貢献した業績に対して贈られたものです。

出町 公二
出町 公二

受賞コメント

ISA108規格は、当社が提唱するフィールド・デジタル・ソリューションの問題解決の可能性を広げるための仕組みです。ISAの標準化委員の委員長を日本人が務めるのは初めてのことであり、言語や文化などの背景が異なるなかで委員会を運営していくことはチャレンジの連続ですが、何とか第一段階であるパート1の発行を終えることができました。これから具体的な手順を定める後続のパートを開発していくことになりますが、関係者のご協力を得て、産業オートメーション・システムの発展と当社のビジネスに貢献していきたいと思います。

モーリス・ウィルキンス:ヨコガワ・コーポレーション・オブ・アメリカ

ウィルキンスは、制御システムのヒューマン・マシン・インタフェース(HMI)の標準規格策定を担うISA101委員会で、委員長の一人として標準化活動に尽力してきました。ISA101委員会は、2006年に発足し、ユーザ、サプライヤー、インテグレーター、研究者で構成されています。委員会は、HMIに関する専門用語を規定した上で、設計、実装、操作、保守に至るHMIのライフサイクルにおける各工程を対象にISA101.01規格を策定しました。その結果、2015年7月、ISA101.01規格はHMIに関する規格として初めて米国国家規格協会(American National Standards Institute:ANSI)に採用されました。今回の受賞は、ウィルキンスが委員会で発揮したリーダーシップに対して贈られたものです。

モーリス・ウィルキンス
モーリス・ウィルキンス

受賞コメント

ISA101.01規格を開発するまで長い道のりでした。HMIは身近な存在であるがゆえに、人によって見解が異なります。委員会が発行した規格案に対して、多数のご意見やご質問をいただきました。これらを集約して規格に反映させることに大変苦労しました。しかし、努力した甲斐があり、標準規格としてANSIに認められたことを嬉しく思います。

以上

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