MG8G/MG8E 磁気式酸素濃度計を使用する際、補助ガスはなぜ必要ですか?

MG8G/MG8E 磁気式酸素濃度計は、可燃性ガスを含む混合ガス中の酸素濃度測定だけでなく、腐食性ガス中の酸素濃度測定など広範なアプリケーションに適応できる酸素濃度計として、横河電機が独自に開発した「磁気流量比式」の検出器を備えています。

下図に磁気流量比式検出器の原理図を示します。
測定ガスは、下図のように検出器の測定ガス入口から入り、リング状ガス流路を二手に分かれて流れます。
一方、補助ガスは補助ガス入口から入り、リング状ガス流路に向かってA,B方向に分かれて流れます。補助ガス流路には、AおよびB方向のそれぞれの流量を測定する2つの検出用サーミスタがあります。また、B方向の流路には磁石によって磁界がかけられています。
測定ガス中に酸素があると、酸素が磁界に引き付けられるため、B方向に流れる補助ガスの流量が減少します。この絞り効果によって生じるB方向とA方向の流量比の差異は、測定ガス中の酸素濃度に比例します。これを検出用サーミスタで検出し出力します。

このように、MG8G/MG8E 磁気式酸素濃度計は、補助ガスを使うことで測定ガスを検出用サーミスタに接触させないで測定することができます。そのため、汚れや腐食の影響がなく、長期にわたり安定した測定ができます。
また、補助ガスを使うことにより、他ガスの干渉を最小限に抑えることができ、精度よく測定することができます。

<磁気流量比式酸素濃度計検出器>

磁気流量比式酸素濃度計検出器

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