アプリケーション
火災を防止するために貯炭場の各場所の温度をモニターする必要があります。
現場の課題
- 貯炭の山の形状は貯蔵量に応じて頻繁に変わるためにモニタ点も変更する必要があります。
- 制御室から温度モニターの場所までの距離は最大約600mと長距離になります。
横河のソリューション
ISA100.11a適合の無線温度伝送器を採用しました。
期待される効果
- 無線による設置場所の柔軟性がオンライン温度モニターを容易に実現します。
- 600mの長距離をダイレクトに通信できる無線性能は、リピータ(中継器)の削減に貢献します。
関連製品&ソリューション
-
YTA510 温度伝送器
YTA510 温度伝送器は、温度を IEC 規格の熱電対(TypeK、E、J など 8 種類)あるいは IEC 規格の測温抵抗体(Pt100 など 3 種類)の信号として入力し、測定値に対応した値を無線信号に変換して伝送します。温度信号の他、設定パラメータの送受信も無線通信で行うことができます。電池駆動の場合には、信号線のみならず電源配線も不要になり、大幅な設置コスト削減が期待できます。通信仕様は ISA100.11a に適合しています。
-
フィールド無線
横河フィールド無線ソリューションの柔軟性は、インフラに対する大きな投資を必要とせず、プラントオペレーションのより詳しい情報取得を可能とします。
-
無線インフラ
横河電機はIoTを実現するISA100互換のゲートウェイ、アクセスポイント、メディアコンバータおよび管理ステーションを提供します。お客様のニーズに合致するネットワークを構築することができます。
-
無線温度伝送器
横河電機は、2入力のYTA510と多点入力のYTMX580温度伝送器を提供します。