EJX マルチバリアブル伝送器(EJX910A/EJX930A)が持つ複数の測定値を 1台で伝送する機能を活用することにより、導入コスト削減に寄与します。またFieldMate – FlowNavigator を併せて使用することで、EJXマルチバリアブル伝送器1台で質量流量を出⼒することが可能となり、さらなる導入コスト削減ができます。
現場の課題
- 機器導入コストを削減したい
- 質量流量を低コストで測定したい
EJX マルチバリアブル伝送器 + FlowNavigator を活用したソリューション
- 差圧・静圧・温度・質量流量を1台でまとめて測定することで、トータルコスト削減に貢献します
- FieldMate - FlowNavigator を⽤いることで複雑な流量パラメータを対話形式で簡単に設定することができます
FieldMate の活用
- FlowNavigator は絞り機構・流体情報を選択しながら設定できる FDT/DTM 準拠の対話式インターフェイスを装備
- 1度流量パラメータを決定すれば同じ設定を複数の伝送器に反映させることができます
- 流量パラメータはもちろん伝送器がもつ汎⽤パラメータ(タグ・レンジ・単位 etc)も管理可能
EJX マルチバリアブル伝送器 導入例
①HART デジタル信号/FOUNDATION Fieldbus の場合
複数のプロセス値を同時送信可能
②4-20mA 信号の場合
マルチプレクサを使⽤し HART 信号を最大3値の4-20mA 信号に変換し、⾃⾝の出⼒と合わせて4値まで送信可能
③ISA100(無線)信号の場合
アナログ信号を活かしつつ、既設の改変なくHART 信号を ISA100 信号に変換し最大4値同時送信可能
EJX マルチバリアブル伝送器が出⼒可能な測定値
出力 | 差圧 | 静圧 | 外部温度 | その他の温度 | 流量 | 積算値 *3 |
---|---|---|---|---|---|---|
HART *1 | ● | ● H 側・L 側どちらか |
● | ● カプセル アンプ フランジ(/DG6) |
● | ● |
FOUNDATION Fieldbus *2 | ● | ● H 側・L 側 |
● | ● カプセル アンプ フランジ(/DG1) |
● | ● |
*1:4-20mA 出⼒では1値の信号を出⼒。HART 出⼒では複数信号値を同時出力可能(最大4値)
*2:複数信号値を出⼒可能(最大5値)
*3:積算値の出⼒として HART ではパルス・HART 信号で出⼒。4-20mA 出力は対応していません。
FOUNDATION fieldbus では IT ファンクションブロックで出力
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