サニタリ形導電率計 SC500G, SC510G, SC520G

サニタリ形導電率計SC500Gは、マイクロプロセッサ搭載により、自己診断機能や温度係数の選定、警報接点など高機能、多機能による信頼性の向上はもちろんのこと、操作性も優れた導電率計です。
SC510Gサニタリ形導電率検出器は、CIPラインで使用する高レンジ用と製造ラインで使用する低、中レンジ用の3種類があります。いずれの検出器も弊社の長年の実績と経験を生かしてサニタリ用では重要の高シール性、高耐食性及び耐熱衝撃性の検出器構造となっています。また、検出器内部に測温体も内蔵しておりますので温度出力および温度補償も可能です。

特長

変換器

  • 出力信号は導電率の入力に対して、直線出力のほかに折れ線出力(21点入力)等が可能
  • 出力は2出力であり、導電率のほか温度出力も可能
  • 温度補償は基準温度及び温度係数を任意に設定でき、またNaClの温度曲線を使用した温度補償も可能
  • 豊富な接点出力
  • 操作性に優れた操作パネル

検出器

  • 電極構造はサニタリで実績のある電磁流量計の構造を採用しシール性が極めて高く、また低/中レンジ用の検出器はコンタミが少なくサニタリ性に優れた構造
  • 電極は独立2電極方式を採用し、検出器回りの配管の影響がほとんどなし
  • 検出器内部に測温体を内蔵

 

測定原理

2電極式

 

アプリケーション

  • ビール等の食品工業において、CIP(配管洗浄)プラントにおける洗浄液などの濃度管理に
  • 製造プロセスラインにおける液種判別(製品、水の境界面検知)やタンクの空検知に

標準仕様

変換器(SC500G)

測定範囲 低レンジ用: 0.00~2.00 mS/cm
中レンジ用: 0.0~30.0 mS/cm
高レンジ用: 0~200 mS/cm
繰返し特性 スパンの1%以内(変換器のみ)
SDS(Safety Data Sheet)制度とは、「特定化学物質の環境への排出量の把握及び管理の改善に関する法律」(PRTR法)に基づき、対象化学物質または当該化学物質を含有する製品を事業者間で取引する際、その性状および取扱いに関する情報(SDS)の提供を義務づける制度です。 SDS制度により、SDSの提供を受ける事業者は、PRTR制度に基づく届出でに必要な情報を得ることができます。また、事業所における適切な化学物質の管理を促進し、環境の保全上の支障を未然に防止することが可能になります。 S...
導電率計の校正証明書は、下記製品について発行できます。 SC72 パーソナルSCメータ: 指示部(本体)のみ。検出部は対応できません。 プロセス用導電率計: 下記の変換器(または伝送器)   FLXA202, FLXA21, SC100, SC202G, SC202SJ, SC402G, SC450G, SC500G, SC520G 電磁導電率計:下記の変換器(または伝送器)   FLXA202, FLXA21, ISC202G, ISC202SJ, ISC402G, ISC450...
プロセス用導電率計および電磁導電率計が正しく測定しているかどうかのチェックには、弊社の「SC72 パーソナルSCメータ」が便利で最適です。 「SC72 パーソナルSCメータ」をプロセス用導電率計および電磁導電率計が設置されている現場に持ち込み、同じ測定場所を同時に測定し、合っているかどうかを確認します。 測定液を実験室などに持ち帰って、ラボ用導電率計で確認する方法は、現場の測定液と温度などの条件が異なり正しい結果を出すことができません。 ...
導電率と抵抗率の関係
(an-sc-isc-12-conductivity-resistivity)
抵抗率(Ω・cm)は導電率(S/cm)の逆数で、比抵抗ともいいます。 水処理分野では、1MΩ・cm以上(導電率1μS/cm以下)の水は抵抗率で表されます。
導電率計と電磁導電率計の使い分けですが、純水や浄水など導電率が低い場合は導電率計を、汚れが多い測定水や酸アルカリ溶液のように導電率が高い場合は電磁導電率計をお奨めします。 目安として通常の測定が100μS/cm前後です。 ...
導電率計の精度について
(an-sc-isc-07-accuracy)
導電率計の精度については、JISにも記載されていません(pH計は記載されています)。 pH計と異なり、導電率計に関して標準液や機器自体の精度を認証してくれる国家機関や基準がありません。 現在、どのメーカーも導電率計の精度は、変換器(または伝送器)と検出器を組み合わせたものでなく、変換器単体の模擬入力抵抗での「繰り返し性」と「直線性」を記載しています。 ...
導電率計の校正用溶液について
(an-sc-isc-06-calibration-solution)
導電率計の校正用溶液としては、実験室で調製することができる塩化ナトリウム(NaCl)溶液や塩化カリウム(KCl)溶液が一般的です。 下表に、それぞれの溶液の25℃における導電率の値を示します。 なお、JIS K0102(工場排水試験方法)やJIS K0400-13-10(水質-電気伝導率の測定)には、校正用溶液として塩化カリウム(KCl)溶液が記載されています。 ...
導電率と濃度の関係について
(an-sc-isc-02-relationship)
純水に電解物質を溶かしていくと、溶解量が少ない間は導電率がその濃度に比例して増加していきます。しかし、電解物質の濃度がある程度以上になると解離度(イオンになりやすさ)が小さくなり、導電率の増加は頭うちの傾向になります。さらに濃度を増すとイオン間の相互作用により導電率はむしろ減少していきます。 下図に、工業的に用いられる代表的な溶液の濃度と導電率の関係をしめします。硫酸(H2SO4)などは極大値が2つ現れていますし、塩化ナトリウム(NaCl)はある程度以上は溶解せず導電率の変化が少なくなるなど、...
液体の導電率は、液温により大きく変化します。一般に、同じ液でも温度が上がれば導電率は大きくなりますが、その度合いは溶け込んでいるイオンの種類や濃度によって違います。 これらのことから、導電率の値によっていろいろなことを判断しようとするには、測定しようとする液の温度を一定にしなければいけません。実際に液の温度を一定にすることは大変なので、一般には液の温度を測って基準温度に換算して用います。 工業用測定の場合は、温度測定素子を演算回路に組み込み、基準温度への換算を自動的に行うようにしています。 温...
導電率の測定方法としては、「電極法」と「電磁誘導法」があります。 電極法には、2電極式と電極表面の汚れや分極の影響を受けにくい4電極式があります。 電磁誘導法は検出器が耐食性に優れているので、高濃度の酸やアルカリ溶液の測定に適していますが、純水のような低導電率の水溶液の測定には不向きです。 ...
導電率計の校正について
(an-sc-isc-05-calibration)
導電率計に関して、標準液や機器自体を認証してくれる国家機関や基準がありません。 通常、導電率計の校正はJISに従って調製した校正用溶液で行います。したがって、導電率計の値付けは、使用する校正用溶液の絶対値が基準になります。導電率計の検出器はpH計のガラス電極と異なり、経時変化によって劣化することが少ないため、通常は校正する必要がほとんどありません。 ...
導電率とは溶液中の電流の流れやすさの尺度で、比抵抗の逆数です。 下図のようにL(cm)の距離を隔てて、表面積(cm2)の極板が対向して溶液中に置かれているとすると、その間の溶液の電気抵抗Rc(Ω)は、Rc=r・L/Aとなります。 r は比抵抗(Ω・cm)で、この値が電流の流れにくさを表し、溶液によって決まる定数です。 導電率をK(S/cm)とすると、K=J/Rcとなります。 Jはセル定数と呼ばれ、検出器の形状などで決まる固有の値です。 また、J=L/Aですので、Lと...

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