CX2000 制御・計測ステーション (販売終了製品)

CX2000は、コンパクトながら、記録、制御、およびネットワーキングの機能を備えた次世代のプロセス制御ステーションです。CX2000の画期的なプロセス監視機能は、リアルタイムでも過去のデータについても速やかに開始することができます。CX2000は、内部PIDループと外部コントローラを用いてプロセスを制御します。1台または2台以上のCX2000を用いれば、その内蔵イーサネット、webサーバ、電子メール、およびFTP機能によってプロセスに関する情報をネットワーク経由で発信することができます。

概要:

株式会社日本製鋼所 室蘭製作所様

熱処理炉の操炉制御に、制御・計測ステーションのCX2000、プログラム調節計UPシリーズ、ディジタル指示調節計UTシリーズをお使いいただいています。

株式会社日本製鋼所 室蘭製作所は、北海道室蘭市の室蘭港に面した工業地帯に位置し、超大型から中小型までの鋳鍛鋼製品、鋼板・鋼管、そして石油精製・石油化学用反応容器、さらには風力発電機器などを製造しています。室蘭製作所内には、5つの熱処理工場があり、そこでは、原子力・火力・水力などの発電所や石油精製もしくは天然ガスプラントで使用される大型鉄鋼製品部品、産業機械に使用される中小型部材の熱処理が行われています。今回は、素材製造部 熱処理課の堀様と佐藤様にお話を伺いました。

「品質を確保するためには、炉内および炉内にある製品を正確な温度管理のもとで熱処理作業を行う必要があり、当社の製品の製造工程において、熱処理作業は非常に重要なポジションにあります。」(堀氏)
その重要な工程の操炉制御ステーションに『制御・計測ステーションCX2000』、雰囲気温度および材料の接触温度の記録に『工業用チャートレコーダμR20000』、熱処理パターンのプログラム制御に『プログラム調節計UPシリーズ』、熱処理炉の各ゾーンの温度コントロールに『ディジタル指示調節計UTシリーズ』をご採用いただいております。

担当課長 堀様
担当課長 堀様

「正確な熱処理プログラムを入力するためにパソコンとの通信が可能で、測定入力数が多いことがCX2000の採用の決め手です。」(堀氏) CX2000では、最大6ループが個別にプログラム制御可能なので、用途に合わせた的確な制御が実現できます。また、プログラムパターンの表示と運転中の測定値を同時に表示できるので、プログラムの進捗状況がひと目で把握できます。

CX2000で記録したデータは、メディアおよびデータロギングソフトウェアDAQLOGGERに電子データで保存されているので、導入前はチャート紙からデータを読み取り、Excelに入力してデータ解析していたそうですが、CX2000導入後は、電子データからすぐに解析ができるので、測温データの検証時などの大幅な工数削減につながったそうです。

『工業用チャートレコーダμR20000』では、電気炉での雰囲気温度および材料の接触温度の記録を行っており、警報機能を活用することで、温度逸脱などのエラーを事前に防ぎ、品質の維持に大きな役割を果たしているそうです。
「現場の作業者はアラームを認知すると、チャートで昇温速度や降温速度などの傾きを確認し、打点の異常をすぐに察知してトラブルを未然に防いでいます。信頼性が非常に高いので、安心して使用できます。」(佐藤氏)
製品完成時には、お客様からの仕様通りに処理したことを証明するために、チャート紙で印字された測温結果を提出しているので、紙での記録は非常に重要とのことでした。

工業用チャートレコーダμR20000

室蘭製作所様では、工場全体で省エネ活動にも力を入れており、電力監視に『電力モニタPR300』をご採用いただいております。

「今の製造現場は、ものづくりだけではなく、省エネにも取り組まなければなりません。PR300で電力量を監視し、どのような燃焼状態が省エネにつながるのか、どのような場合にエネルギーロスを起こしているのかを確認できるので、非常に省エネに役立っています。」(佐藤氏)また、電気炉にもPR300を導入いただいており、常時電力消費量を測定し、設備の異常確認にもご活用いただいています。

その他、『ペーパレスコーダDX2000』も多数ご採用いただき、測定したい場所に持ち運びスポット的に温度記録を行っており、ポータブル記録計としてご活用いただいております。

「信頼性が高いからこそ、多くの横河製品を長年使い続けています。」(佐藤氏)

作業長 佐藤様
作業長 佐藤様

 

お客様紹介

株式会社日本製鋼所 室蘭製作所
http://www.jsw.co.jp/

素材製造部 熱処理課
品質・技術担当課長 堀寿浩様
作業長 佐藤誠剛様

 

※掲載内容は、2014年2月取材時のものです。
※掲載記事および写真の無断転載を禁じます。

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