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一体型ジルコニア式酸素濃度計の出力信号について

一体型ジルコニア式酸素濃度計には、4~20mA DCの電流出力が1点あります。
測定値(酸素濃度)の出力レンジは、0~5から0~100 vol% O2の範囲で任意に設定可能です。また、パーシャルレンジの設定もできます(最大値と最小値の比は1.3以上)。
さらに、以下の出力機能も設定することができます。

  • スムージング係数の設定
    測定ガスの酸素濃度が急変するような場合、その値をそのままコントロールに使用するとオン・オフ動作が頻繁になるなどの弊害が生ずることがあります。このような場合は、適当な時定数を与えることで、信号の変化をなだらかにすることができます。
    時定数は0~255秒まで設定することができます。

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    一体型ジルコニア式酸素濃度計ZR202Gは、検出器と変換器が一体化された構造になっています。サンプリング装置は不要で、検出器をそのまま取り付けて、700°Cまでの煙道ガス中の酸素濃度を測定できます。
    変換器部は、蓋を開けずに現場で操作可能、現場でヒータアセンブリを交換できます。

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