外付ドレンセパレータ(部品番号:K9641EA)は、測定ガス中のドレンを自動的に排出する機能を持っています。また、安全トラップ機能も併せ持っていますので、万一プローブまたはサンプリングラインが閉塞しても、煙道ガス濃度計本体へドレンが流れ込むことがありません。
測定ガス圧力-5~5kPaで使用できます。この範囲外で使用したい場合は、当社にご相談ください。
外付ドレンセパレータは、下記のような状況のときに使用します。
- プローブと煙道ガス濃度計本体が近接していて、十分な冷却長さがとれない場合。
- プローブから煙道ガス濃度計本体までの距離が長く、測定ガス中の成分が途中で生じたドレンに溶解して、誤差を生じる恐れがある場合。
- プローブと煙道ガス濃度計本体の位置関係から、サンプルガス導管の傾斜(15°以上)が得られない場合。
- 配管途中でたるみができて、ドレンが溜まる恐れがある場合。
- SO2レンジが500ppm以上の場合(外付ドレンセパレータを2本以上使用します)。
下図に外付ドレンセパレータ(部品番号:K9641EA)の外観図を示します。
<安全とラップ付外付ドレンセパレータ外形図>