アプリケーション
多点温度測定による温度監視
現場の課題
- 貯炭場から運炭管理室まで数百メートルの距離が有り、配線工事が高価である。
- 貯炭量の変化による熱電対の移動設置範囲に制限が出る。
横河のソリューション
ISA100.11a適合の多点無線温度伝送器YTMX580を採用しました。
YTMX580は、8chユニバーサル入力で、多点測定アプリケーションに最適であり、また動作周囲温度が-40~85°Cの耐環境にも適しています。
- 多点温度伝送器:YTMX580
熱電対を複数(最大8入力)接続し、温度を測定 - 温度伝送器:YTA510
無線中継器として使用 - 無線ゲートウエイ:YFGW710
- データアクイジション:MW100
期待される効果
- 熱電対を炭山に埋めて深部の多点観測をすることが出来る。
- 無線伝送によるケーブルレスで熱電対設置位置の自由度が高くなる。
- 無線によりケーブルダメージの心配が不要
- 配線コストの低減
関連製品&ソリューション
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DAQMASTER™シリーズ MW100
Webブラウザの特性を活用することで、複数箇所での情報共有を実現し、施設管理/設備監視に最適な広域分散型の遠隔監視/データ収集システムを構築できます。
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YTA510 温度伝送器
YTA510 温度伝送器は、温度を IEC 規格の熱電対(TypeK、E、J など 8 種類)あるいは IEC 規格の測温抵抗体(Pt100 など 3 種類)の信号として入力し、測定値に対応した値を無線信号に変換して伝送します。温度信号の他、設定パラメータの送受信も無線通信で行うことができます。電池駆動の場合には、信号線のみならず電源配線も不要になり、大幅な設置コスト削減が期待できます。通信仕様は ISA100.11a に適合しています。
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YTMX580 多点温度伝送器
YTMX580 多点温度伝送器は、最大 8 点の温度を IEC 規格の熱電対 (Type K、E、J など 8 種類) あるいは IEC 規格の測温抵抗体 (Pt100 など3 種類) の信号として入力し、測定値に対応した値を無線信号に変換して伝送します。また、直流電圧、抵抗、および 4 ~ 20 mA DC の信号入力もできます。
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フィールド無線
横河フィールド無線ソリューションの柔軟性は、インフラに対する大きな投資を必要とせず、プラントオペレーションのより詳しい情報取得を可能とします。
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無線インフラ
横河電機はIoTを実現するISA100互換のゲートウェイ、アクセスポイント、メディアコンバータおよび管理ステーションを提供します。お客様のニーズに合致するネットワークを構築することができます。
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無線温度伝送器
横河電機は、2入力のYTA510と多点入力のYTMX580温度伝送器を提供します。