水平ミルの温度モニタ

概要

お客様は、研削砥石として金属ボールを用いた回転式水平ミルで石灰岩を粉砕し、セメントの原材料を製造していました。このプロセスと最終製品の品質を管理するために、温度をモニターする必要がありました。お客様は、きわめて脆弱で信頼性の低いレール構造を用いて誘導温度測定を行っていました。

概要

 

利点

  • ケーブルやレールの破断、および信号喪失によってミルの運転が中断する時間を最小限に抑えます。
  • 保守作業を削減します。ケーブル保守の必要がありません。
  • 測定の品質が向上します。
  • 最小の費用で測定点を増やすことができます。
  • 機器の据付けが簡単で柔軟性があるため、稼働時間を増やすことができます。

利点

 

ソリューション

ミルの外壁にワイヤレス温度伝送器YTA510が2台据付けられました。YTA510は、ワイヤレスゲートウェイと直接通信します。ゲートウェイからのModbus信号はMW100に送られ、既存の制御システムでそのまま処理できる4~20mA信号に変換されます。

ソリューション

 

結果

無線伝送器を据付けた結果、ミルの作業効率が40%改善しました。通信エラーはありませんでした。ISA100 Wirelessソリューションによって保守費用が68%削減し、測定信頼度が85%向上しました。

 

まとめ

鉱山業の工場やセメント工場には、多くの回転装置があります。今回の結果、お客様は無線ソリューションの有効性を認め、この種のアプリケーションでは当社の無線ソリューションを標準的に採用するという方針を固めました。無線ソリューションの導入には初期費用が必要ですが、稼働時間の増加と保守費用・作業の削減によってすぐに回収できました。

使用機器 YTA510:3台はミルの外壁に据付け、1台は中継器用

まとめ

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