既設電力量計を流用した電力監視

近年の省エネルギーへの取り組みの中で、オフィスや工場では電力などのエネルギー監視が盛んに行われています。
オフィスや工場内のすべての電力監視を行うには、通信機能付き電力量計の設置や、中央監視設備/PCまでのラインの増設など、新たな設備投資が必要になります。
今回は、既に設置されている電力量計やEthernet回線を使った、低コストで実現可能なエネルギー監視についてご紹介いたします。

 

PR488(パルス積算器)+VJET(Ethernet/RS-485変換器)使用例

PR488は、パルス出力付電力量計が一定の電力量に達した際に出力するパルス信号を取り込み、パルスを電力量に変換して積算するパルス積算器です。RS-485通信により遠隔地に設置された中央監視設備などで受信することができ、遠隔監視を可能にします。
下図は、既設のパルス出力付電力計とPR488を接続して電力量を測定する例です。

  • パルス出力付電力量計からのパルス信号をPR488で受信し、電力量を積算(測定)します。
  • 工場A~CのPR488間は、RS-485通信で接続します。
  • PR488で測定した電力量は、PR970(電力モニタ収集ソフト)がインストールされたPCで収集します。PCとPR488間は、VJETを使用することで、Ethernetで接続できます。

PR970は、電力使用状況を各種トレンド画面で表示でき、収集データの日報/月報/年報の作成や印刷も可能です。

PR488(パルス積算器)+VJET(RS485-Ethernet変換器)を使用したアプリケーション

 

 

既設電力量計とPR300(電力モニタ)の設置例

PR300の測定値とPR488の測定値は、PR488で、同一のPR970(電力モニタデータ収集ソフト)でデータ収集することが可能です。瞬時電力値や実効値電圧、実効値電流、力率なども測定することができ、更なる省エネルギーに向けた、詳細なデータ分析を行うことが可能になります。

既設電力量計とPR300(電力モニタ)の設置例

業種

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