風力発電ソリューション

風力発電はCO2を出さないクリーンエネルギーであり、地球温暖化対策として大きな期待が寄せられています。近年では、風車の大型化が進んでおり、風力条件が良く、騒音・用地対策になる洋上設置も国内で始まっています。
風力発電の安定運用の実現のために、YOKOGAWAは、発電設備の監視・制御、複数分散する風力発電の統合監視システム、設備保全のソリューションを提供してまいります。

課題

風力発電の出力は天候による影響を受けやすく不安定になりがちです。また、予期せぬ故障により発電計画に支障が生じ、発電コスト上昇の危険性もあります。そのため、風力発電の安定運用が求められます。安定した発電設備の稼働を維持するためには、各設備の状況を把握し、適切な保守や迅速な故障対応を行うことが必要になります。

解決-1 監視・制御

発電から送電に至るまでの各設備の設備状態、発電データ、気象データを収集し、発電設備を常時監視します。
これらのデータはリアルタイムで表示され、記録・管理され故障時の原因解析や発電量の保証などに役立てられます。また、異常値が観測された場合には発電設備を制御することにより、故障を未然に防ぐことができます。​​​​

解決-2 統合監視

広域分散型アプリケーションにより、複数分散する風力発電の各発電設備の監視・制御を統合的に実施します。
YOKOGAWAの統合監視技術により、各発電所の異なるシステムを連携し、遠隔発停制御が可能となります。これにより、適切な保守や迅速な故障対応を行うことが可能となります。

解決-3 設備保全

日常の保全作業の計画立案や進捗を集中的に管理することにより、作業漏れ、作業遅れを防止します。
点検実績や修繕記録の蓄積により、過去の類似事例の対処方法を参照することが容易になり、速やかな修繕を行うことが可能となります。
IoTやデータ解析などを組み合わせることで、今まで見えなかった故障の予兆を捉えることも可能になり、故障の再発防止のための効果的な対策を講じることができます。

 

統合監視システム: FAST/TOOLS

FAST/TOOLSは、コントローラからデータを収集・蓄積し、監視を行う、SCADAソフトウェアです。
複数分散する発電設備を統合監視することにより、一括したオペレーションを可能としオペレーションコストを削減することができます。小規模から大規模まで、さまざまなプラントに対応可能なシステムです。オイル&ガスのアップストリーム市場や太陽熱発電、風力発電などのエネルギー市場に多く使用されています。

 

データ管理機能: e-RT3

e-RT3は、各種製造装置や生産設備などに組み込んで使用することを目的に開発したコントローラです。「ボード」と「PLC」の強みを融合した、次世代コントローラです。

  • FA-M3データ収集
  • 既設SCADAシステム通信
  • データセンターへのデータ送信(データファイル作成、FTP送信)
  • 演算機能(例:リアルタイムデータ→10分集計データ)
  • データベース機能(回線障害時のデータ保持、再送用、ヒストリカル、ログ)
  • 共通機能(タグ定義、通信設定、送信データ設定)
  • web画面による監視機能

 

設備連携装置: FA-M3

FA-M3 計装は、横河電機が長年に渡り培ってきた計装のノウハウ (匠の技) を 詰め込んだ PLC 計装システムです。コストパフォーマンスに優れた統合監視システムの実現が可能です。

  • 各設備からの信号取り込み (アナログ信号、デジタル信号)
  • 既設PLCからのデータ取込み (PLCリンク、FL-net)
  • 各種モジュール (DIO、AIO、RS232C、485、TCP/IP)

設備保全: eServ

eServは、保全員の“考える保全”を支援します。 いつでも、どこでも、誰にでも使えてすぐに効果を実感できる、現場で働くひとりひとりが考え、行動する日本の保全スタイルを目指して作り上げたソリューションです。

eServでは作業手順、メンテナンス方法、点検のポイントを記録することで、予防保全の計画を作ることもできます。従来の事後保全中心のスタイルから、戦略的な予防保全スタイルへ変革し、安心、安全、持続可能なプラントを実現します。

eServなら、過去に発生した故障やトラブルの事例や対処方法を簡単に参照できるようになり、 、保全現場での迅速なトラブル対応を可能とします。それにより、設備トラブル、ライン停止による生産機会損失、無駄な作業を削減することができます。更に、タブレットを活用することにより迅速な復旧を可能にします。

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