2025年10月1日発表
横河電機株式会社の社員が、公益社団法人計測自動制御学会(SICE)※が設けている学会賞のうち、8月29日に「国際標準化賞 奨励賞」を受賞しました。
国際標準化賞 奨励賞
本賞は、SICEが関与する分野における国際標準規格の新提案の策定に貢献した個人、団体に対して贈られる賞です。
- 受賞者
遠藤 太郎(横河電機) - 受賞理由
遠藤は、プロセスオートメーション分野における次世代通信技術「Ethernet-APL」の国際標準化と普及活動に長年尽力してきました。2018年よりAPL Projectに日本から唯一のメンバーとして参画し、仕様策定に加え、本質安全防爆やEMC対応の知見を活かして関連規格のIEC標準化にも貢献してきました。さらに、国内外のセミナーでの講演を通じて技術の普及促進にも尽力しました。これらの功績が高く評価され、今回の受賞に至りました。 - 対象の国際標準規格
- IEC TS 60079-47:Explosive atmospheres - Part 47:Equipment protection by 2-wire intrinsically safe ethernet concept (2-WISE)
- IEC TS 63444:Industrial networks - Ethernet-APL port profile specification
- IEC 61326-2-7:Electrical equipment for measurement, control and laboratory use-EMC requirements -Part 2-7: Particular requirements-Test configurations, operational conditions, test levels and performance criteria for devices with Ethernet-APL interfaces
※ 公益社団法人計測自動制御学会(SICE):
計測と制御、システムの情報化などに関して、石油・石油化学、鉄鋼、化学、通信などの産業分野で発生する課題を横断的に解決するために技術者、研究者の交流を図る場として1961年に設立。SICEは設立以来一貫して日本の先端学術の発展を支えている。
以上
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