現在、国内で圧力校正をするための基準器で、国家基準に対するトレーサビリティが確保できるのは、± 0.02 % FS ( 130 kPa レンジ以上)までです。弊社では、出荷する製品に対しそれを校正するための基準器の精度を含めてトレーサビリティを確保する必要があると考えますので、出荷品のトレーサビリティは ± 0.02 % FS が上限となります。「 ± 0.01 % FS トレーサブル」という表現は、MU101 の再現性、安定性、ノンリニア補正機能等の性能から、仮に基準器の誤差がゼロとすれば ± 0.01 % FS トレーサブルとする実力があるという意味です。
関連製品&ソリューション
-
高精度圧力センサモジュール
横河独自のシリコンレゾナント センサ搭載。超高精度、高安定、高信頼 です。 圧力基準器、圧力発生器の他、ソニックノズルや層流式流量計、 気象用やレーザー補正用の気圧計、ワイドスパンの真空計、 FC(燃料電池)実験装置、リークテスタ等の圧力センサとしてご利用いただけます。