概要
加工・組立工場では、製造に関わる様々な工程のデータが、装置・工程毎に分散し、データロガーやレコーダ、紙のチェックシート等様々な形で記録されている場合が多くあります。そのため、不適合原因の調査や製造ラインの稼働率向上の分析を行う際に、分散したデータを使った解析は非常に時間がかかり困難な作業となっています。
工程見える化・作業支援ソリューションを使って、製品と製造工程のデータを紐付け・見える化することで、不適合品の製造履歴チェックを簡単に行うことができます。また、稼働率向上のヒントなど製造課題を発見するヒントを得ることもできます。
こんな課題をお持ちの方
- 不適合品として返品された製品の製造履歴を調査したいが、直ぐに調べられない
- 加工機のチョコ停を減らし稼働率を上げたいが、原因解析ができず、改善案が浮かばない
期待効果
- 不適合ロットの原因解明:品質データとの紐付
- ライン稼働率の改善:作業実績と装置データの紐付
- 歩留まりの改善:工程タイミングや人との紐付と作業支援
- エネルギー使用量の削減:エネルギーデータとの紐付
関連製品&ソリューション
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FA-M3"V"シリーズについて
高速制御、安定したバラツキのない制御、リンク機能やネットワークのパフォーマンスアップに応えるコントローラとして、お客様に「最速」かつ「安定」の付加価値を提供します。
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プログラマブルコントローラ (FA-M3V)
YOKOGAWAのプログラマブルコントローラ(FA-M3)は、小形から大形までを同一機種で実現するレンジフリーのプログラマブルコントローラです。
用途に応じたモジュールを組み合わせるだけのシンプル設計で、盤内設計の標準化/効率化が図れます。