知っていると便利で役立つ機能
電力モニタ PR300

図1. PR300 アナログ出力接続例
電力モニタPR300のアナログ出力は、測定データを直流電流に変換して出力(出力信号4~20mA DC)する機能です。 またPR300を他の機器(レコーダ等)とアナログ出力接続した際の有効電力は、以下の計算式で算出します。

- 定格電力:PR300の定格電力
- VT比(変圧器の比率): PR300本体初期値 1 (VTを使用しないときの設定値)
- CT比(変流器の比率): PR300本体初期値 1.00 (CTを使用しないときの設定値)

- VT未使用の場合は、VT比は、初期値「1」とします。
- CT使用する場合、CT比が500A/5Aなので「100」とします。
- PR300の定格電力は、「2000W」とします。
(下図の表、三相3線式/入力(AC)220V/5Aの定格電力を参照)

図2. 入力仕様(定格入力電力および測定範囲)
有効電力は、計算式より、以下のように算出されます。
有効電力= 2000 × 1 × 100 = 200,000 =200kW
よって、この場合のアナログ出力(4~20mA DC)における有効電力のスケーリングは、 0~200kW となります。
アナログ出力のスケーリング設定について
PR300では以下のパラメータ設定により、スケーリングの設定範囲を変更できます。
- スケーリング下限: 初期値 50.0 (0.0~50.0%)
- スケーリング上限: 初期値 100.0 (50.0~100.0%)
注意: 「スケーリング下限」の設定値と「スケーリング上限」の設定値が、以下の条件を満たすように設定する
必要があります。
スケーリング上限 − スケーリング下限 ≥50
この条件を満たさない場合、変更した設定値は反映されず、変更前の値になります。
上記、例題の算出結果を使用し、有効電力のスケーリング設定値と測定入力の関係を説明します。
初期値(下限50.0/上限100.0)とした場合

図3. スケーリング値と測定入力の関係 (その1)
設定値を変更(下限0.0/上限100.0)した場合

図4. スケーリング値と測定入力の関係 (その2)









