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PH71/PH72検出器の劣化診断と寿命

pH検出器のガラス電極は経時変化によって劣化します。ガラス電極が劣化してくると、「CHECK CENSOR」の表示が出ます。この状態では引き続き使用可能ですが、標準液校正のときに「Err2(不斉電位異常)」または「Err3(スロープ異常)」のエラーメッセージが出た場合は、pH検出器の寿命と判断できます。
pH検出器の使用期間(寿命)は、測定液の組成、pH値および温度などに大きな影響を受けます。特に、液温はpH検出器の使用期間(寿命)を決める大きな要素です。
一般的な使用条件(常温、pH6~8)では1~2年間使用できますが、高温の溶液など測定液の性状によっては劣化が早まり使用できる期間も短くなります。

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