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2017年11月プレスリリース

2017年11月9日発表

AR(拡張現実)技術を活用したコミュニケーション支援サービス「SensPlus Buddy」を開発・発売
~プラントへの容易な導入と直感的な操作を実現し、プラントの設備保全を支援~

コミュニケーション支援サービス「SensPlus Buddy」

コミュニケーション支援サービス「SensPlus Buddy」

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横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市 代表取締役社長:西島 剛志)は、モバイル端末を活用し、遠隔地から現場をサポートする、プラントのコミュニケーション支援サービス「SensPlus Buddy(センスプラス バディ)」を開発、11月10日から販売を開始しますのでお知らせします。

「SensPlus Buddy」は、専用アプリケーションをインストールすることなく、Webブラウザを搭載した汎用のモバイル端末やPCを端末としてそのまま活用できます。また、直感的な操作で、ビデオ通話やAR(拡張現実)技術による視覚的な情報伝達、画像や文章の送信による情報共有が可能です。「SensPlus Buddy」は、プラントの保全作業の効率化や作業品質の向上に貢献します。

開発の背景

プラントでは、プラント設備の高機能化やブラックボックス化、および複数の生産設備が連携して稼働することによるシステムの複合化が進展しています。その結果、生産効率が向上する一方で、設備の故障や不具合が起きた場合の要因の特定が困難になるなど、保全作業が複雑化しています。さらに、熟練技術者の引退により、保全員や保全員を育成する指導者の育成と確保が急務となっています。

プラントの保全部門の人財不足を解消、育成を支援する手段として、Industrial IoT(IIoT)が注目されています。熟練技術者による、豊富な知識と経験に裏付けられた保全作業と同等の効率と作業品質で、経験の浅い技術者も作業できるよう、現場を支援する仕組みをIIoTで構築することができます。ところが、IIoT導入による、ネットワークセキュリティへの懸念、および利用環境整備の必要性が、導入の障壁となっていました。今回当社は、これらの課題を解決するために、熟練技術者の技能共有に有効な視覚的伝達を可能にする、コミュニケーション支援サービス「SensPlus Buddy」を開発しました。

製品の特長

「SensPlus Buddy」は、モバイル端末を活用し、遠隔地から現場をサポートする、プラントのコミュニケーション支援サービスです。インターネットにアクセスでき、端末を持ち込める環境であればどこでも利用できます。

  1. 容易な導入と直感的な操作が可能
     「SensPlus Buddy」は、クラウドサービスです。Webブラウザで動作するアプリケーションのため、専用機器の導入やネットワーク工事が不要です。専用のアプリケーションをインストールすることなく、汎用のモバイル端末やPC端末をそのまま活用できます。ユーザは高いセキュリティを確保したユーザ認証システムによって管理され、決められたグループ内でのみデータ通信が可能です。
    「SensPlus Buddy」は、ビデオ通話、動画やドキュメントのスナップショット、手書きでの書きこみなどの各種機能を有し、モバイル端末で直感的に操作できます。
  2. 音声と映像をリアルタイムで共有
     遠隔地にいる熟練技術者やメーカのサポートセンターが現場の作業員と、ビデオ通話により、映像と音声をリアルタイムに共有できます。また、AR技術を応用したことで、現場で撮影した画像に手書きで指示を書きこむことができ、遠隔地からでも的確でわかりやすい作業指示を行うことができます。
[現場の画像に作業指示を手書きで書きこみ]

[現場の画像に作業指示を手書きで書きこみ]

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  1. 現場で必要な情報を入手
     現場にいる保全員が、計器室にある制御システムの運転情報や取扱説明書などのドキュメントを参照したい場合、制御システムの操作卓の画面やドキュメントのスナップショットを送信することができます。共有したスナップショットには、手書きで直接書きこみができます。
[ドキュメントのスナップショットに作業指示を手書きで書きこみ]

[ドキュメントのスナップショットに作業指示を手書きで書きこみ]

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[利用場所と活用シーン例]

[利用場所と活用シーン例]

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主な市場

製造業全般

用途

現場と中央計器室、工場間などの社内コミュニケーションツール
現場と、設備メーカのサポートデスクなど第三者とのコミュニケーションツール

AR技術に関するYOKOGAWAの取り組み

YOKOGAWAは、ヒューマンエラーにより発生する問題の解決に寄与する技術として、AR技術に着目しました。近年、急速に発展したモバイル技術とともに製造プラントでこの技術を活用することで、ヒューマンエラー削減に加え、現場作業の安全性、運転効率の向上を目指しています。このコンセプトを “Industrial AR”と称し、お客様との協業や未来に向けた技術開発を進めています。コミュニケーション支援サービス「SensPlus Buddy」は、AR技術を活用した初めての製品です。今後もYOKOGAWAは、AR技術を含む先端技術を製造プラントの世界にあてはめた将来ビジョンを構想し、その実現に向けた技術開発を進めていきます。

以上

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