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Since 1975.06.19 CENTUM History

1970 - 1980年代

時代背景 : コンピュータと自動化の始まり

  • 初期のコンピュータ化

    産業用ロボットや自動制御システムの導入により、生産効率が向上しました。

  • マイクロプロセッサの発展

    1970年代初頭に登場したマイクロプロセッサが進化し、計算能力と制御性能が向上しました。更に、コンピュータの小型化と普及が加速しました。

1st Generation1975

初代CENTUM

世界初のDCSとして、1975年に横河電機が発表しました。来たるべきデジタル時代の到来をにらみ、当時将来を有望視され始めたマイクロプロセッサ技術をいち早く取り込み、開発された制御システムでした。

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初代CENTUMの写真 初代CENTUMの写真
CENTUMの写真1
CENTUM
CENTUMの写真2
CENTUM
CENTUM 画面例の写真
CENTUM 画面例
CENTUM発表記者会見の写真
1975年6月19日
CENTUM発表記者会見
CENTUM 1,000システム出荷記念の写真
1985年12月18日
CENTUM 1,000システム出荷記念

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1980 - 1990年代

時代背景:ネットワーク化と情報システムの発展

  • パーソナルコンピュータ(PC)の普及

    1980年代にPCが普及し、オフィスや工場の情報管理が進化しました。

  • インターネットの登場

    1980年代後半からインターネットが登場し、企業間の通信やデータ共有が革命的に進化しました。

2nd Generation1981

CENTUM V(初代の後継、CENTUM-B:1981、CENTUM V:1984)

CENTUMのアプリケーションが広がるにつれ、様々なプロセスのニーズに応えたDCSとしてラインアップが拡充されました。1981年にはCENTUM-Bが発売、1984年には、COPSVの登場で本格的なCRTオペレーションが加速し、これを採用した当時のCENTUMは「CENTUM V」と呼ばれました。

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CENTUM Vの写真
CENTUM – COPSの写真
CENTUM – COPS
CENTUM – COPSV (CENTUM V)の写真
CENTUM – COPSV (CENTUM V)

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3rd Generation1988

CENTUM-XL

基幹機種CENTUMの新製品として次世代の総合制御システムCENTUM-XLが登場しました。
CENTUMと比較し「機能2倍」「スペース1/2」「エンジニアリング工数1/2」「トータルの投資効率2倍といった意欲的な文言が謳われており新時代の制御システムとして大きな注目を集めました

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CENTUM-XLの写真 CENTUM-XLの写真
CENTUM-XLの写真1
CENTUM-XL
CENTUM-XLの写真2
CENTUM-XL
CENTUM-XL記者発表会の写真
1988年4月20日 CENTUM-XL記者発表会
CENTUM-XL 画面例の写真
CENTUM-XL 画面例

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1990 - 2000年代

時代背景:デジタル統合とグローバル化

  • インターネットの本格普及

    企業間の通信やデータ共有が容易になり、サプライチェーンの効率化が進みました。

  • ERP(Enterprise Resource Planning)の導入

    企業全体の資源管理が統合され、業務プロセスの最適化が加速しました。

4th Generation1993

CENTUM CS

CENTUM CSは、21世紀に向けたYOKOGAWAの新しい提案として1993年に登場しました。
「ユーザと共に、蓄積したノウハウを結集して、ユーザに最適なソリューションを提供する」という基本コンセプトCocentral Solutionsが提唱され、横河の統合生産支援システムとしてCENTUM CSは誕生しました。

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CENTUM CSの写真 CENTUM CSの写真
CENTUM CSの写真1
CENTUM CS
CENTUM CSの写真2
CENTUM CS
CENTUM CSの写真3
CENTUM CS
CENTUM CS 画面例の写真
CENTUM CS 画面例
CENTUM CS 画面例の写真
CENTUM CS 画面例
CENTUM CS 画面例の写真
CENTUM CS 画面例

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5th Generation1997

CENTUM CS 1000

中小規模プラント向けDCSとして、1997年にCENTUM CS 1000が発売されました。
当時横河が推進していたコンセプト「Enterprise Technology Solutions」を実現する中核システムの1つと位置付けられており、機能・オープン性・拡張性、すべての面で最高の製品として、システム製品としては当社で初めて世界同時発売されました。

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CENTUM CS 1000の写真 CENTUM CS 1000の写真
CENTUM CS 1000の写真
CENTUM CS 1000
CENTUM CS 1000 画面例の写真
CENTUM CS 1000 画面例

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6th Generation1998

CENTUM CS 3000

1998年、大規模プラント向けDCSとしてCENTUM CS 3000が発売されました。
CENTUM CS 1000から続いて当時のビジネスコンセプトEnterprise Technology Solutions実現の中核となるシステムとして発売されたDCSです。

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CENTUM CS 3000の写真 CENTUM CS 3000の写真
CENTUM CS 3000の写真1
CENTUM CS 3000
CENTUM CS 3000の写真2
CENTUM CS 3000
R3 出荷セレモニーの写真
CENTUM CS 3000 R3 出荷セレモニー
R3 ロゴ写真
CENTUM CS 3000 R3 ロゴ
CS 1000/CS 3000広告の写真
1998年 CENTUM CS 1000/CS 3000広告
’98 日本作業広告賞 佳作&特別賞に入賞

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2000 - 2010年代

時代背景:モバイルとクラウドの進化

  • モバイル技術の台頭

    スマートフォンやタブレットの普及により、工場や現場でのデータアクセスが可能になりました。

  • 無線技術の発展

    Wi-FiやBluetoothが一般化し、工場やオフィスでのデータ通信がより柔軟になりました。

7th Generation2008

CENTUM VP R4

CENTUMシリーズが刷新されCENTUM VPが発売されました。
CENTUM CS 3000発売以来、10年ぶりの新シリーズとして発売されたCENTUM VP R4は、CS 1000/CS 3000の後継として、お客様のプラントの理想的な操業を実現する生産制御システムとして開発されました。

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CENTUM VP R4の写真 CENTUM VP R4の写真
CENTUM VP R4のイメージ写真
CENTUM VP R4 イメージ
CENTUM VP R4 画面例の写真
CENTUM VP R4 画面例

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2010 - 2020年代

時代背景:ビッグデータとIoTの台頭

  • ビッグデータとクラウドコンピューティング

    大量のデータ収集・分析技術が発展し、クラウドを活用したデータ管理が一般化しました。

  • Internet of Things(IoT)

    産業用センサやデバイスがネットワークに接続され、工場や設備の状態をリアルタイムで監視できるようになり、自動制御が進化しました。

8th Generation2011

CENTUM VP R5

2011年、CENTUM VP R5が発売されました。
この年代は、現場側のフィールド機器の高度化が進み、流量計、差圧・圧力伝送器などのフィールド機器をインテリジェント化し、機器と制御システム間の通信をデジタル化する「フィールド・デジタル」が進展しました。CENTUM VP R5はこのフィールド・デジタルの波を最大限活用できるよう考慮されたDCSとして誕生しました。

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CENTUM VP R5の写真 CENTUM VP R4の写真
CENTUM VP R5のイメージ写真
CENTUM VP R5 イメージ
CENTUM VP R5 FCSの写真
CENTUM VP R5 FCS

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9th Generation2014

CENTUM VP R6

CENTUM VP R6が2014年に発売され、現在に至ります。
新しいCENTUM VPとなるR6は、プラントの設計からエンジニアリング、システムや機器の据え付け、生産立ち上げ、更には稼働後の改修や変更といった「プラントライフサイクル」全体にわたり、最適な操作・エンジニアリング環境をお客様に提供する制御システムとして誕生しました。

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CENTUM VP R6の写真 CENTUM VP R4の写真
CENTUM VP R5 旧イメージ写真
CENTUM VP R5 旧イメージ
CENTUM VP R6 現イメージ写真
CENTUM VP R6 現イメージ

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2020 -
2025現在

時代背景:AIとデジタルツインの進化

  • 人工知能(AI)と機械学習の発展

    AIを活用した予測保全、品質管理、自動最適化が広がっています。

  • デジタルツインとメタバース

    現実世界のデジタルコピーを活用したシミュレーションや最適化が進展しています。

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