地球の物語の、つづきを話そう。

持続可能な社会の実現に向けて、
来たるべき豊かな未来の創造に向けて、
今できることを、あなたとともに。

YOKOGAWAは今、地球の相続について考えています。

YOKOGAWAは長きにわたって地球資源の活用に関わる産業に身を置いてきました。だからこそ、美しく豊かな地球をよりよい状態で未来世代に託すことは、私たちにとって重要な使命です。持続可能な開発目標(SDGs)に共鳴し、世界中の多くのお客様とともにその実現に向けた取り組みを加速させています。

持続可能な社会へ
3つのゴール

エネルギーや産業用素材、医薬品や食品といった様々な産業、社会インフラを支えるお客様とともに課題を解決していく私たちの活動は、持続可能な社会の実現に大きく貢献できるはずです。SDGsやパリ協定を踏まえ、私たちは2050年に向けて目指すべき社会と、その社会の実現に貢献する姿勢を“サステナビリティ”目標として定めています。

各国で進行する
YOKOGAWAの挑戦

サステナビリティ目標に沿って、YOKOGAWAのSDGsへのアプローチは世界各地で進んでいます。

  • 気候変動への対応
    Net-zero Emissions

    ●世界最大級の天然ガス開発プロジェクトを支援し、石油・石炭からCO2排出量の少ない天然ガスへの転換による低炭素化の推進に貢献(ロシア)

    ●統合生産制御システムにより、南半球初世界最大級の第二世代エタノールプラントの効率的で安定的な生産を実現(ブラジル)

  • すべての人の豊かな生活
    Well-being

    ●生きている細胞を見る技術をコアに最先端の医薬品開発生産を支援するのみならず、バリューチェーン全体の情報を管理することで、品質向上と効率化を両立させ、より早くより多くの人への医薬品や医療の提供を実現

    ●石油・ガス領域での産業発展に貢献するとともに、雇用機会の増大といった社会課題の解決に対し、人財育成、雇用創出や女性の社会進出を支援(サウジアラビア)

  • 資源循環と効率化
    Circular Economy

    ●長期間にわたり、効率よく安定したプラント操業を実現し、ライフサイクルを通じたTCO(総所有コスト)と環境負荷を同時に削減。環境目標達成に向かって協業するパートナーとして、お客様の環境経営を支援(バーレーン)

    ●耐久性、多世代設計を進化させ、レガシーの活用に注力。お客様資産の長期的な有効活用に貢献

横河電機は、
世界で最も持続可能な
100社に選ばれました。

横河電機は、2019年版「世界で最も持続可能な100社(Global 100)」に選出されました。Global 100は、サステナビリティの観点で選出した企業100社。横河電機は「クリーンな商品売り上げ」と「イノベーション創出力」において高い評価を受けました。

*Global100は、カナダの調査会社であるコーポレート・ナイツ(Corporate Knights)が、年間売上高10億ドル(約1100億円)以上で健全な財務状況にある世界の約7,500社に対して、各業界の特性に合わせて、最大21の定量的主要評価指標を基に分析を行い、選出したものです。

YOKOGAWAは今、iPS細胞について考えています。

増え続ける人口に対する食品の安定的な供給、主要国の高齢化によるさらなる希少疾患への対応など、今日、世界は様々な課題に直面しています。特に、人々の健康や暮らしの豊かさを支える産業は、SDGsのゴールに関わりの深い社会課題の解決に挑んでいます。

生きている細胞を
主役にする技術

医学や生物学の基礎研究において長い間ベールに包まれていた生命の謎と疾病のメカニズムの解明に貢献した共焦点顕微鏡、そのイメージング技術をベースに画像処理やAIの技術を組み合わせて開発した創薬支援システム。また、病理の解明や新薬の薬効や副作用が発生するメカニズムを明らかにする1細胞分析法の開発など、これまで治療が困難だった難病に有効なバイオ抗体薬の生産や、iPS細胞の応用による再生医療への期待が高まる中、私たちは積極的に新薬開発や再生医療、遺伝子治療といった最新医学の支援に取り組んでいます。

iPS細胞を創薬に応用する

iPS細胞に由来する細胞を使い、薬の効果やその毒性を評価するシステム構築を目指す。

  • ●細胞ベースの新薬スクリーニングテクノロジーを実現

  • ●画像では不可能だった個別細胞、細胞内部の正確な分析法の開発を推進

食の安全を支える
取り組み

消費者の食の安全・安心への関心が、世の中で急激に高まっています。異物や微生物混入による食品の回収事例や食中毒事例は依然として多く、特に、微生物混入は検査に長時間を要するため、食品製造工程への反映が効果的に行えず、被害を拡大させる場合があります。YOKOGAWAが長年にわたり培ってきた高感度蛍光計測技術と、新たに開発したラベリングレス遺伝子検査デバイスによって、食品などへの微生物混入を迅速に判定することを可能にします。その結果、食品メーカのオペレーションコストの低減に大きく貢献し、食品ロスによる環境負荷の低減につながります。

YOKOGAWAは今、藻の生命力について考えています。

2009年に経済開発協力機構OECDが「2030年に向けてのバイオエコノミー」を提唱したことを契機に、各国でバイオエコノミーに対応する戦略が策定され、再生可能な生物由来の資源活用への取り組みが展開されています。こうした取り組みが一気に加速する一方で、生物由来の新しい製品開発やモノづくりにおいて、安全性など解決すべき新たな課題も数多く発生しています。

新しいエネルギーの
創出を追求

微細藻類は、海洋や湖・河川など多様な環境に生息し、光合成を行って生きる単細胞の微生物であり、その強い繁殖力から生物資源としての有効利用が期待されています。その活用分野は、農業、食品、家畜飼料から医薬品、化粧品、バイオマテリアル、将来的にはバイオ燃料にまで及び、今後の持続可能な社会の発展に資する広範な領域への展開が考えられています。YOKOGAWAはバイオ関連企業とパートナーシップを組み、地球環境に配慮したクリーンテクノロジーの開発を推進しています。より長期的なサステナビリティの実現を目指すためにも、共創は不可欠です。

微細藻類研究への参画

  • ●河川などで生息する微細藻類をバイオマテリアル、バイオ燃料など多岐にわたる分野で有効利用。その生産量の増加や品質安定化を推進(スペイン)

細胞を計測し
制御する可能性

バイオテクノロジーの進歩は目覚ましく、工業的利用の期待が高まっています。

大規模での利用となると、効率的な生産が必要となってきます。一つひとつの細胞に目を向けてみると、細胞の中には熱供給装置や生産装置、梱包装置が存在しているように見えます。それはあたかもプラントのよう。YOKOGAWAは、石油や化学のプラントでの経験を生かし、細胞内の各器官をプラントを稼働させる装置のように計測、制御し細胞からの情報を活用することで、一つひとつの細胞が原料から製品を生産するプラントのように機能すると考えています。

YOKOGAWAは今、地球規模でのデジタライゼーションについて考えています。

ビジネスに劇的な変化をもたらす、AI、IIoT(産業用IoT)、ビッグデータなど、企業は日々進化するテクノロジーへの対応を求められています。企業は、既存のビジネスプロセスから脱却して、新しいデジタル技術を活用することにより、新たな付加価値を生み出すデジタルトランスフォーメーションに着手しています。

IT企業とは一線を画す
YOKOGAWAのデジタル
トランスフォーメーション

多くの企業や組織は、いち早く新しいテクノロジーを導入したいという誘惑に陥りがちです。それはテクノロジーを長期的な戦略の一要素としてみなさず、万能なツールのように捉えてしまいがちです。YOKOGAWAは社会の様々な分野の生産プロセスの「現場」からフィールド機器で収集した高品質なデータをプラント制御のみならず、お客様の新たなビジネスモデルの展開と継続的な価値を生み出すためにも活用しています。現場で培った豊富な経験によるお客様特有のニーズを客観的に把握するYOKOGAWAの実践力は、ITを専門としている企業とは一線を画します。

デジタルトランス
フォーメーションは
価値創造の駆動力

デジタルトランスフォーメーションへの道のりは険しく、多くの課題が待ち受けています。新しいプロセスの導入、適切なスキルを持った人材の確保、サイロ化したシステムの改善は、その最たる例といえるでしょう。これらを乗り越えるためにはそれぞれ固有の課題と向き合わなくてはなりません。運用技術(OT)と情報技術(IT)に技術力と業界知識の両面で精通するYOKOGAWAは、独自の技術を生かし、お客様と緊密に連携し、オペレーションを最適化します。そしてあらゆるプロセスとサプライチェーンの完全自動化を加速し、効率性と収益を向上へ導きます。デジタルトランスフォーメーション推進のパートナーとして、お客様のビジネスモデルを進化させ、イノベーションを起こすお手伝いをしていきます。

横河電機は、なぜ“電機”なのか

横河電機は、計測・制御・情報を柱に、石油、ガス、化学、電力、水、素材、食品、医薬品など、人々の暮らしに欠かせない社会インフラや産業を支えています。今日では、“電機”にとどまらない様々な領域でビジネスを展開していますが、100年以上の間、変わらず社名に「電機」を残しています。その理由は創業者の開拓者精神に由来しています──。

創業者 横河民輔

横河電機は1915年創業され、国産化の先駆けとなる「電気計器」を世に送り出しました。これは創業者である横河民輔が、電気計器でなければ、この国の産業を発展させるために必要な計測精度は得られない、という強い信念があったからに違いありません。品質第一主義、パイオニア精神、社会への貢献、という創業の精神はここから生まれ、横河電機の名とともに私たちの礎として大切に受け継がれてきました。

見えないものを
見えるように

横河民輔は、著書の中でこう語っています。「病原菌の研究においても、わずかに数千倍の倍率の顕微鏡で観察する程度にすぎず、その方法も不完全で、ばい菌を殺してこれを染色しはじめてその形を知る程度のことであって、実際の菌の構造や活動の模様を精緻に知ることはできない。」

測れないものを測れるように、見えないものを見えるように、知らなかったことがわかるようにと、創業からの志をつなぎ、私たちは新たな分野での挑戦を続け、技術も磨いてきました。そして、産業のマザーツールといわれる計測や制御の技術で社会に貢献する一方、事業領域を拡げ、多岐にわたるお客様とのコラボレーションも実現しています。もし、当社が実際に細胞の構造や活動の動態観察を可能にしたことを創業者に伝えたとしたら、「横河なら当然のこと」と言うでしょう。

課題解決のために、
世界中のパートナー
とともに

私たちは、「Co-innovating tomorrow」をコーポレート・ブランド・スローガンとして掲げ、ビジネスや社会におけるモノの流れを最適化、効率化し、お客様と社会全体の課題解決に取り組んでいます。たとえば、近年のライフイノベーションやバイオエコノミーという新しい領域への取り組みもそのひとつ。お客様の課題、地球の課題を解決していくため、お客様と新しい価値を共創し、着実に一歩一歩積み重ね、明日という未来を作っていきます。

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