CENTUM VP

CENTUM VP(センタム・ブイピー)は、プラントの設計から、エンジニアリング、システム・機器の据え付け、生産立ち上げ、さらには稼働後の改修や変更を経て運転を終了するまで、プラントのライフサイクルにわたり最適な操作・エンジニアリング環境をお客様に提供する、統合生産制御システムです。

 

CENTUM VP 製品概要

CENTUM VPは、シリーズ9世代目の製品で、40年以上にわたって培った技術経験を集約し、従来のCENTUMシステムとの互換性を継承しつつ、最新の技術を取り入れながら進化し続けています。
最新版のCENTUM VP R6では、仮想化ソリューション、エンジニアリング環境の機能強化、コントローラをオンラインのままアップグレードできる機能の強化、最新のセキュリティ機能を提供するサーバOSへの対応を実現しました。
これにより、エンジニアリングの利便性の向上・制御システム導入の工期短縮/TCO(Total Cost of Ownership)削減を実現するとともに、プラントライフサイクルでの安定動作・生産性向上に貢献します。

最新版:R6.06機能アップ概要 (2018年7月)

  1. 制御システムの仮想化ソリューションを開発
    1台のサーバーに複数のサーバーやPCの機能をもたせる、制御システム用の仮想化ソリューションを開発しました。
    仮想環境を構築するために必要なハードウエアとソフトウエアをプラットフォームとして提供することでPCの台数を削減し、維持コストを低減します。
    また、仮想化されたサーバー環境では、ハードウエアとソフトウエアそれぞれを適切なタイミングで拡張・更新することが可能になり、TCO削減に寄与します。
  2. FCS (Field Control Station) のオンラインアップグレード機能強化
    プラントを止めずにFCSのプログラム更新が可能になり、プラントの稼働率と更新タイミングの自由度を向上します。
    お客様のプラントを停止することなく制御システムに最新技術を取り入れることができ、生産性向上に貢献します。
  3. 統合エンジニアリング環境「オートメーション・デザイン・スイート(ADスイート)」の機能強化
    ADスイートは、制御ロジックやアラーム属性に関する変更が大量にあっても、一括でプログラム変更ができる特徴を持つ、エンジニアリング作業の短縮を実現する統合エンジニアリング環境です。
    今回のリリースで、このADスイートを強化し、一つの修正に対してワンアクションで対応できる機能を追加しました。
    大規模な一括変更にも、細かな変更にも、どちらにも柔軟に対応できる環境を提供します。
  4. 最新のサーバーOS: Windows Server 2016に対応
    最新のセキュリティ機能を提供するサーバーOSであるWindows Server 2016に対応します。
ICSS 仮想化ソリューション
 
オンラインアップグレード機能 

 


R6.05機能アップ概要 (2017年10月)

製品改廃リスクを抑えるために、製品の重要な構成部品であるCPU(Central Processing Unit)を内蔵したシステムLSIを自社で開発し、これを搭載したプロセッサモジュールの販売を開始します。

  1. 自社開発のシステムLSIを搭載したプロセッサモジュール「CP471」を発売
    部品改廃のリスクが低減、プラントの長期安定稼働に貢献します。
  2. 統合エンジニアリング環境「オートメーション・デザイン・スイート(ADスイート)のテスト時間を短縮

R6.04機能アップ概要 (2017年3月)

入出力(IO)モジュール「N-IO」のラインアップにデジタル信号専用のIOモジュールを追加し、お客様の選択肢を拡大します。デジタル信号専用のIOモジュールとアナログとデジタルの多様な信号に対応するIOモジュールを組み合わせることで、初期導入時のコストを低減できます。

  1. IOモジュールのラインアップ拡充
  2. Windows10 Enterprise のLTSB(Long-Term Servicing Branch)対応
  3. リング型接続形態に対応し、柔軟なネットワーク構成が実現

R6.03機能アップ概要 (2016年5月)

新たな入出力(IO)装置と、アプリケーションプログラムの従来システムとの高い互換性により、短期間かつ低リスクでのハードウエア、ソフトウエアの更新を可能にするアップグレードソリューションを提供します。

  1. 既設のキャビネット、端子台、フィールド機器との配線をそのまま使用できる入出力装置を開発
  2. 高い互換性により、アプリケーションプログラムの再構築を短期間で実現

R6.02機能アップ概要 (2015年12月)

  1. リアルタイムトレンド機能の強化
  2. アラーム機能の強化
  3. ProSafe-RS R4.01とのシステム統合
    安全計装システムProSafe-RS R4.01とのシステム統合に対応しました。ProSafe-RS R4.01が新たに導入した入出力装置N-IO(Network I/O)に対応し、統合したHMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)を提供します。

 


OpreXとは

OpreXとは、制御事業の包括的ブランドです。お客様との価値共創を通じて培ってきたYOKOGAWAのテクノロジーとソリューションの卓越性を表し、YOKOGAWAの全ての制御関連製品、サービスとソリューションを包含しています。OpreX Transformation、OpreX Control、OpreX Measurement、OpreX Execution、OpreX Lifecycleの5つのカテゴリーから成り立ち、CENTUM VPはOpreX Controlの製品・ソリューション群の一つであるOpreX Control and Safety Systemに属しています。OpreX Controlは、お客様の経営、操業、業務の変革に迅速に対応し、高効率、高品質、安全で安定した操業基盤を支える高信頼の制御テクノロジーを意味します。
YOKOGAWAはこのブランドのもと、お客様のビジネス課題解決の視点で、お客様の変革と成長を支援する統合ソリューションを提供していきます。


コントローラとI/O

CENTUM VPでは,お客様のご要望にお答えするためにスケーラビリティと柔軟性を持った,コントローラとI / Oを提供しています。

フィールドコントロールステーション Field Control Station (FCS)

Reliable Controller

フィールドコントロールステーションは、CENTUM VPの制御機能の中枢であり、プラント制御を行うコントローラです。

CENTUM VPのコントローラは,これまでに開発された中で最も強力で,汎用性の高いコントローラです。これまでのCENTUMシリーズのコントーラと同様の品質と安定性を継承しています。プロセッサモジュール、電源、制御バスはすべて二重化しています。

CENTUMシリーズのコントローラは,高信頼性と安定性を実現するため、ペア&スペア技術を採用しています。 ペア&スペア技術とは,プロセッサモジュールに2つのMPU(マイクロプロセッサユニット)を実装し、同時に同じ制御演算を実行しています。2つのMPUからの出力値を常に比較・照合しています。制御側プロセッサモジュールの2つのMPU間の演算結果に違いが発生した場合には、瞬時に待機側のプロセッサモジュールに制御を切り替えます。このような仕組みによって、制御演算のエラーがプロセス制御に与える影響を最小化しています。

ペア&スペア技術は、CENTUM VPの高信頼性99.99999%(セブンナイン)を支える重要な技術のひとつです。

Control network

I/O

N-IO (Network I/O)
NIO

N-IOは,AI/AO/DI/DOの各信号を、1つのI/Oモジュールで取り扱えます。各点のI/O信号種別はソフトウェアで変更できます。アダプタ(信号変換器)により、幅広い信号種に対応可能です。本質安全防爆対応品をラインナップしています。

N-IOの特徴として,フィールドにI/Oを設置することで、中継端子盤またはクロスワイヤリングが不要になり、従来のフィールドから制御ルームまでのケーブル配線の簡素化が実現できます。また,制御ルームのキャビネット設置スペースを削減することができます。 フィールド設置用のN-IOフィールドエンクロージャも用意しています。

NIO フィールドエンクロージャー
FIO (Field network I/O)
FIO

FIOは,プロセスの信号種別ごとにI/Oモジュールを用意しています。フィールドでの豊富な実績に裏付けられた、高信頼のプロセス入出力モジュールで冗長化構成可能です。フィールド信号との接続では、押し締め端子、ターミナルボードなど用途に合わせた組み合わせが可能です。CENTUM-XL, μXLからの更新用のI/Oを用意しています。

RIOシステムアップグレード用I/O
RIOシステムアップグレード用I/O

RIO*(Remote I/O)からの更新用I/Oもご用意しています。RIOシステムアップグレード用のI/Oは、既設RIOと機能面・形状面で互換性があります。既設のキャビネットや端子台がそのまま使用でき、入出力装置とセンサやバルブ間の配線変更は不要です。RIOシステムアップグレード用I/Oにより,短期間かつ既存の資産を最大限に活用した形でシステムを更新することができます。
*RIOは、横河電機が1993年に市場に先駆けて投入した、点毎入出力信号対応可能な入出力モジュールです。

 


 

ヒューマンインタフェースステーション(HIS: Human Interface Station)

HISは、CENTUM VPシステムの操作監視ステーションです。HISを介してプラントを運転操作し、生産効率の最大化、リスクの最小化に貢献します。

HISにはデスクトップ型とコンソール型があります。コンソール型には、人間工学的なデザインを採用した従来通りのソリッドスタイル型とオープンスタイル型があり、制御室のレイアウトに応じて自由に組み合わせて使うことができます。

1台のHISに対して、モニターは最大4つまで使用することができます。各モニターには複数のウィンドウを表示することが可能で、複数のウィンドウをタブで切り替えたり、1つのウィンドウ内に分割表示したりすることもできます。使用頻度の高いウィンドウを1つのグループとして表示させることもできます。WindowsのLook & Feelに合わせた多様な表現が可能です。ワイドサイズのモニターにも対応しています。

システムメッセージバナー

アラーム発生状況を示すほか、ボタン操作によってメッセージ関連の操作監視ビューを呼び出せます。システムメッセージバナーは、常に画面の上部に表示され、他のビューやウィンドウの下になることはありません。

ブラウザバー

各種操作監視ビューを呼び出す際に使用します。操作監視ビューやプラントの階層構成をツリー形式で一覧表示できるため、システム全体を容易に把握できます。

HISデスクトップ領域

操作監視の目的に応じて、フェースプレートやトレンドグラフなどの専用ビューを表示する領域です。

トレンド記録

フィールドコントロールステーション(FCS)から、温度・圧力・流量などのプロセスデータを収集・保存し、時系列変化をトレンドグラフとして視覚的に表示します。1つのトレンドグラフに最大16本のペンを使用することができます。また、トレンドグラフ表示用に収集することができるデータ数はHIS当たり約1万3,000点です。幅広いデータの中から、プラント状況に応じてトレンドグラフに表示するデータを選択することができます。

統合型アラーム管理機能 CAMS for HIS

CAMS for HISは、YOKOGAWAが提唱するアラーム管理コンセプトに基づく、統合型アラーム管理機能です。アラーム最適化設計指針であるEEMUA(Engineering Equipment and Materials Users’ Association) No.191 に準拠したアラーム管理の機能を提供します。

「アラーム洪水を改善したいが、最適な解決方法が見つからない」、「アラーム削減のためのエンジニアリング時間を確保できない」といったお客様に、実用的で且つ即効性のある解決方法を提供します。

専用キーボード

CENTUM VPではオペレーション用に最適化した、防塵・防滴仕様の専用キーボードを用意しています。各ボタンにグラフィック画面を割り当てることによって、オペレータはワンタッチでグラフィック画面を呼び出すことが出来ます。

 

エンジニアリング Agile Project Execution

Agile Project ExecutionはYOKOGAWAが提唱する新エンジニアリング方式です。プロジェクトを素早く実行し、プロジェクト中のリスクに機敏に対応します。また、プラントのライフサイクルに渡ってエンジニアリング情報と実装の一貫性を保ち、手戻りやムダ作業を回避して増改造をスムースに実行できます。

プラント初期立ち上げ期間の短縮

お客様の利益に直結する恒常的な課題です。工場でのアプリケーション作成と、現地でのI/Oループチェック作業を、並行して行えます。並行作業により、プロジェクト全体の工期を短縮できます。

従来も機器の立ち上げとI/Oの設置までは並行作業が可能でした。しかし、ループチェックを完了させるためには、工場立合完了後にコントローラーとエンジニアリング環境の現地到着を待つ必要がありました。YOKOGAWAの並行エンジニアリングでは、これらの到着を待たずに、N-IOとFieldMate Validatorのみでループチェックできます。チェックで見つかったI/O定義情報の変更点を現地で修正できます。さらに、現地で修正した定義情報は、工場にあるマスター情報へ反映可能です。

現地でのIO変更による工期遅れの抑制

現地での物理的制約から、I/O定義を変更せざるを得ないことがあります。このような問題は、試運転でしばしば発生し、工期完了日へ無視できない影響を与えます。また、I/O定義の変更が発生すると、盤配線の再工事により多くのコストが必要でした。

YOKOGAWAのI/Oソリューションは、I/O定義の変更を柔軟に行えます。AI/AO/DI/DOの変更は、I/Oモジュールを変更することなくソフトウェアで信号種別を変更できます。それ以外のI/O信号種別への変更は、アダプタ(信号変換器)で対応できます。 また、予備品としてI/O信号種類ごとにI/Oモジュールを用意する必要がないため、保守コストを削減できます。

エンジニアリング品質向上とプロジェクト工期短縮の両立

エンジニアリング品質の向上と、プロジェクト工期の短縮は、常に求められる課題です。複雑さが増すプラント設計では、見えないリスクと戦いながら、これらを同時に達成しなければなりません。 さらに、長期間に及ぶプラントライフサイクルでは、プラントの増設・改造、担当者の変更などが発生します。このような状況の中でも、アプリケーションの一貫性を保ち続ける必要があります。

YOKOGAWAの最新エンジニアリング環境であるオートメーション・デザイン・スイートは、プラントの設計資産と変更をデータベースで管理します。この管理はプラントライフサイクルを通して設計情報の一貫性を維持し、誤った設計情報参照によるムダ作業を削減します。

モジュールベースエンジニアリング

YOKOGAWAは、さまざまな業種・プロセスのエンジニアリングノウハウを、モジュール化(部品化)しています。このモジュールは専門のエンジニアにより開発され、検査されています。ノウハウが詰まったモジュールを使用することで、エンジニアリング品質を向上し、同時にプロジェクト期間の短縮を実現することができます。

変更管理

変更管理は、アプリケーションと変更ログをプラントライフサイクルに渡ってデータベースで管理します。 このような基本的な機能に加え、リードエンジニアが事前に変更の影響範囲を調べ、適切に担当者に作業を分配し、リードエンジニアの確認を得てから実装に反映するといった、安全な変更のワークフローをサポートします。変更管理を実施することで、変更のエビデンス(証拠)が確実に残り、長期間に及ぶプラントライフサイクルを通して、アプリケーションの一貫性を保ち続けることができます。

バーチャルテスト機能

実機のFCSの代わりにシミュレータを使って、PC上でFCSの機能や動作を確認する機能です。実機のFCSがなくても、デバッグ作業ができますし、作成したアプリケーションを実際のプラントで使用する前に、動作確認を行うことができます。これにより、エンジニアリングにおけるリードタイムを大幅に削減することができます。

 

オンラインメンテナンス機能

稼働中のコントローラを止めることなく、プラントのオペレーションや制御機能に与える影響を最小に抑えて、アプリケーションを変更するための機能です。変更部分以外の制御機能には影響を与えることなく、機能ブロックなどのロジックやパラメータ値などを変更することができます。

フィールドデジタル対応

CENTUM VPのコントローラは、各種フィールドネットワーク経由でフィールド機器の情報を取り込み、プラントの操業、稼働率の向上、運用コストの削減、設備の保全などに活用することができます。フィールド機器のインテリジェント化に伴い増加した、機器の状態や自己診断データ、設定パラメータなどの機器情報も、プロセスデータと合わせて処理できます。

CENTUM VPは、 FOUNDATION™ フィールドバス、 PROFIBUS-DP、HART、および ISA100無線など、多種の通信プロトコルに対応しています。

横河のフィールドデジタルソリューション(システム構成例)

相互運用性

HISTについて

横河電機では、ホストシステム(CENTUM VP)とデバイス間の相互運用性を維持するために、HIST(Host Interoperability Support Test)を実施しています。

下記のデバイスは横河電機によるHISTにて、CENTUM VPとの組み合わせ動作が確認されています。
HISTを完了したフィールド機器一覧

FISTについて

FISTとは、FDT/DTM相互運用性テスト (FDT/DTM Interoperability Support Test) のことです。 FISTは、横河電機のFDTフレームアプリケーションと、他社機器のDTMとの相互運用性の確立を強化する活動です。DTMとFDTフレームアプリケーションは、FDTインタフェース仕様に準拠し開発されています。双方は、このインタフェースに問題がないときに正しく動作します。 DTMは、FDTグループにより認証を受けられますが、これに加えて横河電機では、相互運用性テストラボにて自社のFDTフレームアプリケーションを実装したPRM/FieldMateで、FDTフレームアプリケーションと他社のDTMとの相互運用性を確認しています。

以下は、横河電機のFISTが完了したデバイスです。
FISTを完了したフィールド機器一覧

FDT/DTMについて

FDT(Field Device Tool)とは、生産現場で使用される圧力センサや流量計などのフィールド機器と、制御システムとの間の通信を、通信プロトコルやフィールド機器供給メーカの違いに関わらず実現する、通信インタフェース技術です。

DTM(Device Type Manager)とは、このFDTの技術に基づいて、各制御システム、フィールド機器メーカが自社製品用に用意するドライバソフトです。

制御分野で使われる各種通信プロトコルに合わせたDTMをメーカが提供することで、ユーザは異なるメーカの制御システムやセンサを簡単に接続することができ、マルチベンダー環境で最適なプラント制御システムを構築することができます。

FOUNDATIONTMフィールドバス アクセサリ

CENTUM VPとの組合せにおいて、動作が確認されているフィールドバスアクサリです。
FOUNDATION™ フィールドバスアクセサリ

ISA100無線

横河電機は2010年7月、無線によるプラント全体の監視・制御を目指し、ISA100.11aに準拠したフィールド無線用システム機器と、無線フィールド機器を世界で初めて製品化しました。

当社がフィールド無線システムに採用しているISA100.11a規格には、高い信頼性、アプリケーションの多様性、ネットワークの拡張性、FOUNDATIOM™ フィールドバス、HART®、PROFIBUSなどの有線通信規格と高い整合性を持つという特徴があります。

統合機器管理ソフトウェアパッケージ Plant Resource Manager (PRM)

PRMは、プラントの設備をメンテナンスとオペレーションの視点から統合的に管理し、メンテナンス費用を削減するソフトウェアパッケージです。デバイスの保全情報を集め、PRMデータベースに格納します。それに対応する保全スケジュールや手順、予備品の情報なども、同じようにデータベースに格納できます。保全員は、これらの情報を元にパラメータの変更やフィールド機器の調整をPRMにて行うことができるため、遠隔地にある機器や、防爆エリアなどの危険地域に設置された機器のメンテナンスのために、現場まで出向く必要がありません。

伝送器・流量計用 調整・設定ツール FieldMate

FieldMateは、伝送器、流量計 および その他フィールド機器製品の調整、設定を行うためのツールです。現場作業に革新をもたらす優れた操作性と充実した機能を持ち、次世代を担う機器設定調整ソフトとして、現場での機器設定/調整、テスト支援、機器管理をトータルでサポートします。

データインテグレーション

統合ゲートウェイステーション(UGS: Unified Gateway Station)

UGSは、STARDOMのコントローラや他社のPLCなど、サブシステムのコントローラをCENTUM VP システムに接続するゲートウェイステーションです。接続したサブシステムのコントローラを、フィールドコントロールステーション(FCS)と同様に、ヒューマンインタフェースステーション(HIS)から操作監視できます。またUGSは、冗長化構成が可能です。

STARDOM、OPC DA/A&E、Modbus、EtherNet/IPおよびIEC 61850の通信インタフェースをサポートしています。

ネットワークセキュリティ

システム構成図

セキュリティ

近年、コンピュータウィルスなどがコンピュータや生産制御システムに侵入するサイバー攻撃が増加しています。生産制御システムがセキュリティの脅威にさらされると、生産活動の停止や、機密情報の漏えい、人的損傷や施設・環境破壊を引き起こし、企業に甚大な損失を与える可能性があります。こうした脅威からプラントや工場を守り、安定・安全に操業するためには、セキュリティ対策を継続的に検討、設計、運用、評価し、リスクを低減する必要があります。

横河電機では、こうしたセキュリティの対策として基本方針および対策基準を設けて、時々刻々と変化する脅威に対応しています。

システム製品のセキュリティに対する最適なソリューション

お客様の生産制御システムをサイバー攻撃の脅威から保護し、生産活動に関する資産のリスクを低減するための対策を策定しています。

横河電機では、セキュリティ対策の導入をご検討されているお客様に対し、生産制御システムの脆弱性を明確にして、セキュリティ対策の方針・基準を定めるお手伝いをいたします。また、制御システムをウイルス感染やサイバー攻撃から守るための、エンドポイント(端末)セキュリティ対策も提供しております。

システム製品のセキュリティ基準と方針

横河電機のシステム製品に対する対策の基準や方針に関しましては、下記の文書をご参照ください。

マイクロソフト社セキュリティ・パッチに対する基本方針
ARC白書:プロセス制御システムに最適なセキュリティライフサイクル 横河電機の包括的なアプローチ

システム製品セキュリティ対策基準などのCENTUM生産制御システム向けのセキュリティ関連情報やソフトウェアのパッチ情報は、年間保守契約(ライフサイクルサポートプログラム)にご加入いただいているお客様向けに、会員サイトにて公開しております。

なお、HISやENGに採用されているWindows OSのPCに関しては、マイクロソフト社のセキュリティ・パッチに対するアップデート情報およびガイドラインをご参照ください。

サイバー攻撃に対する堅牢性

制御機器に対して、サイバーセキュリティ対策が施されているかどうかが重視されています。CENTUM VP フィールドコントロールステーションは、技術研究組合制御システムセキュリティセンター(CSSC) 認証ラボラトリーの審査を受け、国際的なセキュリティ認証推進組織ISCI (ISA Security Compliance Institute) のISASecure® EDSA認証を取得しています。

Certificate for ISASecure® EDSA

CENTUM VPのフィールドコントロールステーション、Vネットルータ、WACルータは、Wurldtech(ワールドテック)社によりテストされ、「AchillesレベルⅠ認証」を取得しています。これらの製品は、制御システムに求められるセキュリティに関して、その堅牢性が高いレベルにあると認められています。

Certificate for AFV30D
Certificate for AVR10D
Certificate for AW810D

ライフサイクルソリューション

長期安定供給

CENTUMのソフトウェア、ハードウェアは自社で開発、設計、生産しています。ハードウェアで使用している部品が変更、部品供給が終了した場合は、ハードウェアの設計変更で対応しています。ソフトウェアについても、常に最新版のセキュリティパッチのテストを行い、安心してお使いいただける環境をご用意しています。

既設システムの更新

CENTUMシステムでは、フィールドデジタルや、各種ソリューションウェアを取り入れ、システムの機能充実を図っています。また、操業の安全性を確保するべく、各種セキュリティ対策を備えています。

横河電機では、現在お使いいただいているCENTUMシステムを含めた生産制御システムを、最小の投資で最新型の生産制御システムに更新するご提案をしています。自社システムだけでなく、他社の生産制御システムの更新についても対応をしています。

CENTUM-XLの更新

既設CENTUM-XLシステムを、段階的更新または一括更新により、短い期間で最新のCENTUM VPシステムにアップグレードすることができます。単なるコンポーネントの置き換えではなく、現在お使いいただいているハードウェア、アプリケーション、運転ノウハウを最大限に活用します。

CENTUM CSの更新

既設CENTUM CSシステムを、段階的更新または一括更新により、短い期間で最新のCENTUM VPシステムにアップグレードすることができます。単なるコンポーネントの置き換えではなく、現在お使いいただいているハードウェア、アプリケーション、運転ノウハウを最大限に活用します。

CENTUM CSのI/Oと、入出力機能および形状面で互換性のあるI/Oをご用意しています。これにより、既設のキャビネットやフィールド機器との配線を最大限に再利用しながら、最新のCENTUM VPへスムーズにアップグレードすることができます。

CENTUM CS 1000の更新

既設CENTUM CS 1000システムを、段階的更新または一括更新により、短い期間で最新のCENTUM VPシステムにアップグレードすることができます。単なるコンポーネントの置き換えではなく、現在お使いいただいているハードウェア、アプリケーション、運転ノウハウを最大限に活用します。

CENTUM CS 1000のI/Oと、入出力機能および形状面で互換性のある新たなI/Oをご用意しています。これにより、既設のキャビネットやフィールド機器との配線を最大限に再利用しながら、最新のCENTUM VPへスムーズにアップグレードすることができます。

CENTUM CS 3000の更新

既設CENTUM CS3000システムを、段階的更新または一括更新により、短い期間で最新のCENTUM VPシステムにアップグレードすることができます。単なるコンポーネントの置き換えではなく、現在お使いいただいているハードウェア、アプリケーション、運転ノウハウを最大限に活用します。

I/O「RIO」をご使用のお客様には、入出力機能および形状面で互換性のあるI/Oをご用意しています。これにより、既設のキャビネットやフィールド機器との配線を最大限に再利用しながら、最新のCENTUM VPへスムーズにアップグレードすることができます。

他社システムの更新

横河電機では、国内・海外メーカのシステムからCENTUM VPへの更新案件を多数実施しており、豊富な経験があります。詳細に関しましては、実施予定時期に関わらず、弊社営業までお問い合わせ下さい。

概要:
  • 長期にわたる改修を安全に完了し、 燃料品質に応じた安定的・効率的な燃焼制御とスタートアップから定常運転まで大幅な自動化を実現しました。
概要:
  • 北部九州で天然ガス広域供給拠点「ひびきLNG基地」の安全操業と天然ガスの安定供給を支援しています。
  • CENTUM VPは、基地内の受入・貯蔵、BOG、気化、熱量調整などの各プロセスを自動化し、管理センターに設置されたHIS(Human Interface Station)を用いて、基地内の情報を集中監視できるようにしています。

 

業種:
概要:
  • 東南アジア最大の石油化学コンビナート、IRPCに『CENTUM VP』が導入され、効率改善と安全な操業に役立っています。
  • 24時間365日、ノンストップで運転することが必要不可欠である化学プラントに、統合生産制御システム『CENTUM VP』、安全計装システム『ProSafe-RS』、 統合機器管理パッケージ『PRM』、およびイベント解析パッケージ『Exaplog』による統合システムを構築しました。

 

概要:
  • 世界で唯一の「海洋深層水の利用高度化に向けた発電利用実証事業」に、 制御システム『CENTUM VP』が採択されました。
  • 『CENTUM VP』が設備全体を最適化することで安定した運転が可能となり、発電効率の向上が実現できます。
概要:
  • CENTUM VPバッチによる既設システムのリプレースと生産効率の向上
  • アクリルモノマー生産プラントのバッチ制御システムを短期間で安全にリプレース
概要:
  • 最先端バイオ医薬工場への導入事例
  • バッチプロセスのスムースな運用
  • フィールドデジタルによるプロアクティブ保全の実現
業種:
概要:
  • バイオエチレンプラントにおけるトータルシステムインテグレーション ( CENTUM VP, ProSafe-RS, FOUNDATION fieldbus, PRM ) を実現
  • 世界最大規模グリーンエチレンプラントにトータルシステム導入

 

概要:
  • CENTUM VP・SIS・分析計・フィールド機器を活用し操業の最適化を実現
  • フィールドデジタルを使用した設備の最大有効活用
  • 横河タイによるMAC方式での大規模プロジェクトの遂行

 

概要:

バイオマス発電所の稼働状況をタブレット端末で操作監視

木質バイオマス発電所のボイラーは、木質チップをガス化燃焼させて高温高圧の蒸気を発生させます。そのボイラー制御をCENTUMで行い、高い稼働率でのプラントの長期安定稼働に貢献しています。

概要:
  • 世界最大のLNGターミナルへの導入事例
  • 安全性と信頼性を最大限に利用
概要:
  • ノルウェーのガス液化プラントへの導入事例
  • 安全で安定した生産に寄与
概要:

- 33年に渡り稼働した初代CENTUMから『CENTUM VP』へのシステムアップグレード
- 改造、増設を継続してきた複雑なサブシステムを最新のCENTUM VPへ統合

業種:
概要:

株式会社カネカ 様 BTGの高度制御による省エネ制御の実現

DCSと運転支援パッケージの組み合せに高度制御を連携させる事で、年間を通じて常に最適な状態でBTG設備を稼働。年間1,000t以上ものCO2削減を実現しています。また、付帯効果(対象設備の監視・操作:85%削減)にも繋がりました。

【導入製品】 CENTUM CS 3000、 Exasmoc 、Exapilot

概要:
  • 『CENTUM-XL』から『CENTUM VP』へのシステムアップグレードの成功事例です。
  • 綿密に計画により、お客様と共に48時間でオフサイトシステムを更新しました。

 

業種:
概要:

CENTUM VPが高純度水素を高効率で製造する装置の安定制御に貢献しています。

ホワイトペーパー
カタログ
取扱説明書
ソフトウェア
技術情報
証明書

トレーニング動画

導入事例(動画)

    概要:

    Yokogawa South Africa was appointed to design, supply and commission the Integrated Control and Safety System (ICSS) as well as the overall Terminal Management System at Sunrise Energy’s liquid petroleum gas (LPG) Import Terminal, the largest on- and offshore open-access LPG import terminal facility in Africa. Yokogawa’s Terminal Management System, Terminal Logistic Suite VP (TLSVP), was designed and developed to meet the exacting operational demands and logistic needs in terminals. Yokogawa’s experienced engineering resources ensured the project was successfully delivered, enabling Sunrise Energy to provide accurate mass balances and efficient terminal operations to its customers.

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