背景
細胞を用いた実験において顕微鏡を用いた細胞観察は最も基本的な技術です。しかし目で見て観察できるのは特定の時点でしかありません。細胞は細胞分裂や各種の反応など経時的に変化しており、研究に必要でありながらこれら経時変化を観察するのは容易ではありませんでした。横河電機のHCA機器では独自のステージインキュベータ、空間精密制御技術により 多ウェル間での多検体・多条件での3次元明視野/蛍光視野でのタイムラプス撮影を可能にしました。
キーワード
タイムラプス、蛍光タイムラプス、HCA機器、CQ1、CV8000、CellPathfinder、多検体・多条件のスクリーニング
内容
マルチウェルプレートに播いた細胞において横河電機のHCA機器(CQ1、CV8000)を用いて多検体・多条件でのタイムラプス撮影を行います。蛍光染色した細胞や蛍光タンパクを発現した細胞であれば蛍光タイムラプス撮影も可能です。
方法
- 細胞播種翌日に薬剤処理
- (必要に応じて蛍光染色し)タイムラプス撮影を開始
結果例
ヒト線維芽細胞分裂の様子、CQ1、10倍レンズにて3時間ごとに撮影
ヒト線維芽細胞分裂の様子、CQ1、10倍レンズにて3時間ごとに撮影
(核:Hoechst 33342、細胞:CellMask)
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