横河電機株式会社
横河ソリューションサービス株式会社

ERPソリューション

基幹業務システムは、企業の経営を支えるIT基盤として技術の進歩と経営の要求に応えて進化してきました。さらに近年のグローバル・ガバナンスなどのIT統制やHACCP、GMPなど法規制への対応は、ITの活用が欠かせません。

YOKOGAWAは長年にわたる製造業のお客様の現場のIT化に取り組んできた経験と知見をもとに、業界特有の商習慣や日本的なきめ細かいサービスなど、お客様固有の経営資産とITを経営の課題解決の視点で擦り合せてERPソリューションを提供します。

*ERP: Enterprise Resources Planning 基幹業務システム

詳細

お客様の課題

  • ERPを導入して、月次決算業務の精度向上と早期化やIT全般統制を確実に実現したい。
  • 受注状況や在庫トレンドを見ながら正確な納期回答や納品により顧客満足度を向上したい。
  • ニーズの多様化に伴う製品ラインアップの変更などで手間が掛かる原価の実績把握を迅速に行いたい。
  • 予算の実績管理や部門別/商品別の業績管理により経営管理の高度化と迅速化を実現したい。
  • 生産のロットトレーサビリティー、使途検索やGMP/FDA Part11などの規制に対応したい。
  • プロセス製造の複雑な生産や商流に対応するシステムを最適な予算と期間で確実に再構築したい。
  • 2000年問題で再構築したオフコンシステムのリプレースに伴い、オープン系システムで基幹業務を統合したい。
  • 各業務や機能毎にレガシーシステムが散在しており、ビジネスの変革推進に対応できない。
  • 基幹システムの老朽化に伴いERP導入を検討したいが大企業ではないので不安がある。
  • 本社の基幹ERPとシームレスに統合する2層ERPを国内関連会社や海外拠点にクラウドERPも視野に展開したい。
  • 海外拠点のシステムには、海外ベンダーERPを検討したいが導入・運用が不安だ。
  • 2000年対応のERP導入では、期待したコスト削減効果が得られなかったためクラウド環境で柔軟性に富んだERPに刷新したい。

 

YOKOGAWAのソリューション

  • ERPのみではなく生産スケジューラなど拡張ソリューションや生産管理システム(PMS)、製造実行システム(MES)、品質管理システム(LIMS)など製造現場と連携したソリューションを実現します。
  • レガシーシステムや属人化の問題で散在するデータやブラックボックス化していた生産業務を見える化して情報共有を促進します。
  • プロセス製造業に特化したERPソリューションが導入の期間とコストを低減し、業界の商習慣に対応した基幹システムを構築します。医薬業界では、GMP/FDexternal siteA対応や、Part11対応external site等、各種規制に対応します。
  • 品質管理での検査指図、実績管理、きめ細かい原価管理など、プロセス製造業の企業が抱える特有の要件に標準機能で対応します。
  • プロセス製造業の様々な業種業態に適合するソリューションを提供するため独自開発したYOKOGAWAプロセス製造業向けテンプレートを活用します。
  • 汎用的に導入されている様々な会計パッケージとのインターフェースを標準的に備えているため製造と製造に関連する機能領域にフォーカスして構築することが可能です。
  • 海外の拠点・パートナーと連携して日系企業の海外展開を支援しています。ERP導入が困難とされるプロセス製造業の多種多様な管理機能や固有の要件に対応することからアジア圏や欧米の製造拠点へのERP展開でも実績を上げています。
  • リーズナブルなコストでクラウド環境でのERP利用に対応します。

 

YOKOGAWAのソリューションイメージ

一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)がまとめた「企業IT動向調査報告書2016」では、クラウドによりユーザー部門が手軽に直接システムを構築・利用することが可能になったことを背景にクラウドの普及率が過半数を超え、「導入中」「検討中」を入れると80%を超える結果となった。

クラウド利用には、サーバーなどのハードにかかわるシステムの運用・更新、OSのバージョンアップやミドルウエアの稼働検証などのコスト、工数負担が大幅に低減するメリットが挙げられる。特にERPでは低コストで迅速な導入を実現し、システムの運用・管理業務やバージョンアップ対応がないことからトータルコストの削減が期待できる。 

またセキュリティ対策やBCP(事業継続計画)対策につながることも利点としてあげられる。 
一方セキュリティ対策、他システム連携、機能拡張などベンダーにサービスを依存せざるを得ないことからERPのクラウド化が不安視されることもある。

 

マルチデバイスでどこからでも利用できるクラウド対応の統合ERPソリューション

Dynamics 365 for Finance and Operations は、「Microsoft Azure」をサービス基盤とするクラウド対応のERPです。
ユーザーはブラウザからシステムを利用しますのでこれまでのようなWindowsパソコンだけでなく、タブレットからも利用できます。
またAzure上の各種サービス、ソリューションを組み合わせやすくなっており、例えばクラウド型データ分析ツール「Microsoft Power BI」と接続することで経営情報を分析し、任意の場所から任意のデバイスを使ってその結果を見る、といった利用も可能となります。

 

YOKOGAWAの取り組み

YOKOGAWAは2008年よりマイクロソフト社のERP(旧 Dynamics AX)ビジネスを展開し、国内No.1の導入実績数でERPビジネスをリードしています。
また新バージョンリリース前の早期導入・評価を行うプログラムに日本で唯一参加しており、マイクロソフトからも信頼されるERPパートナーとして実績を積み重ねています。

短期間・低コストでのERP導入には、日本の商習慣に対応した機能が不可欠です。
YOKOGAWAではプロセス製造業、商社などへの豊富なERP導入経験とその業務知識をもとに、YOKOGAWA独自のソリューション(日本的商習慣対応機能)を用意しています。マイクロソフトの Dynamics 365 for Finance and Operationsの標準機能では不足する日本企業特有の要件を、弊社ソリューションを組み合わせて導入することでサポートします。

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